仙台から茨城へ移動。かれこれ7時間以上だったでしょうか・・・(座りすぎておしりが痛くなりました)。


そこで某クラブの知り合いの監督の試合を見させてもらいました。

その方は「こんなサッカー観を持っている人はそうそういない!」と本当に思い、尊敬している人物です。

実はお会いするのは今回が2回目。第1回目はとっても失礼なことに僕が大風邪を引いていてまともな話もできず別れることになったんですよね・・・すいません。


彼とサッカーの話をしていると本当に楽しいです。

というよりも勉強になることばかり。


スペインにもここまでサッカー観を明確に持っていて、しかもそれをちゃんと選手に伝え、理解させ実践できるレベルまで持ってこれる監督はなかなかいないように思います。あくまでこれは僕の個人的意見ですが。


サッカーは11対11のスポーツである。

ということはチームとしていかに戦うか、駆け引きを考えていかないといけないわけです。

相手がこう来るならこう。次こう来たらこう。それを個人ではなく、やはりチームとしての共通理解を持つ。

このシステムと自分達のシステムが重なった場合、こういうことが起こりうると予測し、そこで起こってきた問題を解決する方法を選手に導き出させる。


そうやって自分達のスタイルがあり、さらに相手の出方によって判断を変えられるというのは素晴らしいことだと思います。


今回のサッカーの旅で衝撃を受けたことの一つであります。

大げさですが、「この人に会えたなら、日本に帰ってきて良かった」と心底思いました。


本当僕なんかとサッカーの話をさせてもらえることが信じられないことなんですが。


今ずっと考えていることは「彼のチームと対戦することになったらどうやって戦うか?」です。

もちろん頭の中で起こっていることで現実にはどうなるかは「やってみるまでわからない」わけですが、本当に想像力を膨らませてもらえます。


ここからかなり刺激的な関東滞在になるのでした。


続く