ビルバオに来て、「特別なバスクの文化があるんだなぁ」と感じたのは、

名前です。

スペイン語圏だと結構同じような名前が多いのです(確かそれは聖書に出てくる名前をとっているから)。

セルヒオ
カルロス
ホルヘ
ルイス

などなど

もちろんバルセロナでもそういった文化が名前に影響しているなぁと感じることはありました。
例えば、

スペイン語ではなく、カタラン語になるので、
カルロス→カルラス
セルヒオ→セルジ
ホルヘ→ジョルディ

と変わります。


ところがビルバオ(バスク地方)では、全く関係ない名前がどんどん出てきます。

それは、バスク語が全くスペイン語と似ていないからなのかもしれません。

僕が監督をしているチームの選手の名前も

イーケル
ジュレン
ランデル
ウルコ
イニェゴ

となかなか覚えにくい名前の選手が多いのです(ただ、僕の記憶力が悪いだけかもしれませんが)。
それに、スペイン語だと書いてあるスペルをそのままカタカナ読みすれば、ほとんど間違いなく通じるのですが、バスクの名前はスペルと読みが違ったりするので、余計に難しく感じます。

あと、スペイン語では「K」を単語でほとんど使うことはありませんが、バスク語は「K」良く使います。


なので、彼らにしてみれば、「KAZU」は覚えやすく、親しみやすい名前らしいです(僕はバスク人??)。


とにかく頑張って名前を覚えないとね・・・