2010年ベスト16の本
2010年は、2009年に比べて読書量が半減しましたが、そろそろ量より質に転換したいなぁとも思っているので、ちょうど良かったかも(・Θ・;)カフェだって迷惑だったろうに、数時間もいられたら。うちカフェが出きたことだし、よかった1年でした。2010年分は全部まとめて紹介そしてベスト16順不同■世界一の美女の創りかた/イネス・リグロン近年、日本からミスインターナショナルが多く出ると思ったら、このイネスさんのおかげだったんですね。やはり世界一へ導く人のアドバイスはわかりやすい。こんなに簡単で明快であれば、やるほうも迷わないで済むもんね。■異業種競争戦略/内田 和成なんとなくモヤモヤしていた異業種間競争がしっくり来た感じがしました。これからの時代はさらにこの時代に突入することは間違いないので、その気づきを与えてくれたキッカケとしても2010年に読んでおいてよかった。■フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン2010年これを入れないわけにはいかなかった。経済が大きく舵を切ったような気がしました。フリー&シェアの時代に。資本主義のあり方が少しずつ、変わってきたポイントにスポっと入ったような奇跡的な本でした。■青山娼館/小池 真理子賛否両論ありそうですが、個人的には、小池さんの良さが出ているし、とても小説らしい小説で大好きです。土地にも縁があることだし、不思議な艶が残る小説でした。現実と空想の狭間で行ったり来たりできる感じが素晴らしいと思いました。■富の福音―自分がして欲しいことはまず人にそれを行え! /アンドリュー カーネギー富豪の寄付がいつも以上に話題になった2010年でしたが、個人的には思うところがたくさんありました。カーネギーが言う富の分配は果たして本当にこういうことであったか?寄付するという行為の難しさを改めて感じた1冊。将来然るべき時がきたらいつか読み返そうと思います。■彩乃ちゃんのお告げ/橋本 紡実はとてもココロに残った物語たち。主人公彩乃ちゃんが見た景色はとてもとても優しいものでした。ファンタジーが楽しかった頃を思い出させてくれ、子供のもつ純真さも思い出し、なんだか暖かい小説でした。さすが橋本さん。■カシオペアの丘で(上・下)/重松 清いやー読んだタイミングが良くも悪くもぴったりでした。この本以降そういったものが増えてきた気がします。内容が現実的だとか現実的でないという議論は別にして、人生を最期までしっかりと生きていく姿勢に元気をもらいました。■癌ノート~米長流 前立腺癌への最善手~/米長邦雄思い病気でも楽観的に笑い飛ばしていくことで、退散させてしまう気がする・・。この本を読むと。若い頃に本でお世話になっているであろう将士の米長さんが書いているのもとても親近感。将棋のこと、病気のこと、人のこと。繋がりを感じた1冊でした。■神様からひと言/荻原 浩久しぶりに電車の中で笑いました。お客様相談室の日常。絶対にないよなと思いつつも、あるかもと思わせるその設定と表現に感動すらしました。ひとつの目指すべき形かなとも思っています。荻原さんに会えて感謝です。■この国を出よ/大前 研一, 柳井 正さすがに正しい現実認識の仕方をしている2人。世界がどう動いていて、その中で日本はどのような状態であって、そこにいる自分は今何をすべきかが客観的にそして、スケール感を持って書かれている。彼らの思考回路は世界の中で動いている。こんな風に考える必要が絶対にあると確信しました。■愛のあとにくるもの―紅(ホン)の記憶/孔 枝泳ここまで素直にココロの描写ができることに感動した。ドキドキして仕方なかった。辻さんとの連作になる本書は、韓国と日本2つの国で交わった2人が再開の時までに何を想い、再開で何を期待したかが丁寧に書かれていました。ココロに沁みた物語。■笹の墓標/森村 誠一無法地帯タコ部屋。戦争だけではない、もう1つの暗い過去が北海道にありました。強制労働者の過酷な人生とその最期を現在の社会に示した1つの形。人の命の重さをどう捉えるのか、重い質問を投げられた気がしました。■一生サラリーマンで終わるのか!―独立できる人できない人/中谷 彰宏人生には何かを決めていかなくてはいけない時がある。何かを決めていく瞬間がある。そんな時にこの冒頭に書かれた中谷さんの言葉を読んでいたら、背中を押してもらえるんだと思います。大学時代、中谷さんの1冊から始まった読書を思いましました。■流転の海/宮本 輝戦後復興期に、逆らえない大きな世の中のうねりに翻弄されていく父と子。日本の復興期が描かれていること、そしてそこに存在する家族の運命がどうしようもなく決められていくことに逆らえないものを感じます。そして今ある自由にも気づくキッカケになりました。■オキーフの恋人 オズワルドの追憶〈上・下〉/辻 仁成2つの小説を合体させる。そんなことができるもんなんだなと素直に感心。そして、現実の街で起こるフィクションの出来事がとてもココロを捉えました。イメージの沸く物語の凄さに改めて、書きたいと思わせるものがありました。■「マエストロ、それは、ムリですよ・・・」 -飯森範親と山形交響楽団の挑戦- /飯森 範親 どの業界にも革新を持ってくる人がいて、その人によって新しい世界が開けていく。そんな人になりたいと素直に思えるドキュメントでした。変えていくビジョンと変えていく力と変えていく人柄。全てが揃う必要がありますが。とても元気になりました。2011年はどんな読書年になるか楽しみです。今年から量と質を共存させることにしました。そして、効率化を図っていくことにしました。人生に読める本はどれくらいか?そこから学べることはどれくらいか?そこの気づくことができることは何か?そう考えるとそう多くはないのかもしれないね。だから、受けるほうは効率的に、発信するほうは創造的に。これからの課題です('-^*)/