最近、本当によく本を読んでます。
今回紹介する本は、池井戸潤さんの「銀行仕置人」です。
- 銀行仕置人 (双葉文庫)/池井戸 潤
- ¥670
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池井戸潤さんは、前にこのブログでも紹介した「下町ロケット」で直木賞を受賞しました。
その記事はこちら。
池井戸さんは元銀行員で、こういう銀行物や企業戦士の話を主に書いています。
500億円もの巨額融資が焦げ付き、黒部はその責任を一身に負わされた格好で、エリートコースから外された。
やがて黒部は、自分を罠に嵌めた一派の存在に気付く。
身内の不正を暴くこと それしか復権の道は無い。
メガバンクの巨悪にひとり立ち向かう、孤独な復讐劇が始まった。
この本は、短編の連作で長編になっています。
行く先々で、不正をただしながら、すこしずつ核心に迫っていきます。
短編を、少しずつ読む感じで、気軽に読める本だと思います。