夏川草介さんの神様のカルテです。

映画も上映されてますし、続編もでているので、知ってる方も多い作品だと思います。
夏目漱石の草枕が愛読書で、話し方が妙に固い言い回しの主人公 栗原一止は「24時間365日対応」の病院で働く、悲しむことが苦手な29歳の内科医です。
常に医師不足、40時間連続勤務だって珍しくない。
そんな時に母校の信濃大学医局から誘いの声がかかる。
大学にもどれば、勤務は楽になるし、最先端の医療を学ぶことができる。
だが、大学病院では診てもらえない、死を前にした患者のために働く医者でありたい。
悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。
ジョークあり、個性的な登場人物あり、涙あり。
そんなに分厚くない本ですが、現在の地域医療の問題や、末期癌などの患者の問題など多くのことを考えさせられる1冊です。

