屋根の断熱仕様について、いろいろと調べたのでまとめておきます。

 

我が家の屋根材の標準仕様は、コロニアルクアッドです。

クアッドってなんぞな?と調べてみると、出てくるわ出てくるわ、あんまり良い評判がありません。

 

グラッサとクアッドで機能面での差は内容なのですが、色落ち具合が違うようで10数年後の塗り替え時期には愕然とする差が出ているそうなのです。

 

まぁ、ネットで調べただけの情報なので、鵜呑みにするのは危険ですが、単価も大きくは変わらないようだし、そんならグラッサにしとこうぜーとなってしまうのは自然な思考の流れ。

 

 

で、さらにいろいろ調べると、さらにグラッサの上のグレードで、赤外線反射率を高めて遮熱効果を高くした「遮熱グラッサ」なるものもあるんだとか。

しかも、それほど単価は大きく違わないようだ。

 

 

じゃ、遮熱グラッサにするかー、と思ってたらさらにさらに遮熱効果を高める工法があるとかなんとか。

その名も「熱シャット工法」。

・・・ネーミングのセンスについては何も言うまい。

 

この熱シャット工法、従来工法で、ただ屋根材にグラッサを使用した場合と比較して、屋根裏温度が10度以上下がるんだとか。

 

 

ネットにはあまり施工ユーザの情報が無いようだし、ホントかいな、とは思うけど…

 

我が家は2階リビングで、しかも吹き抜けを広い面積で作ってる。つまり、屋根の直下がリビングになるわけで、遮熱対策は以前から気にしていたのです。

とりあえずは、屋根断熱材を通常の2倍の量入れてもらい、さらに空気層を作ってもらったのですが、これにこの熱シャット工法をプラスしたら完璧なんじゃないの?と思い、早速工務店に電話して見積もってもらいました。

 

 

で、結果・・

材料費、工賃含めて数十万程度だったのですが、建築申請終わっているのに、屋根の高さが高くなるので、建物全体の高さが少し高くなるとか、破風のサイズが合わなくなるとか、いろいろクリアすべき問題があるそう。

かつ、メーカーの人とも話してもらった結果、本当に10度以上も下がるかどうか、比較検討もできないし、絶対効果ありとの保証まではできないというような話があったので、熱シャット工法はやめることにしました。

(これはあくまで個人的見解との前提でしたので・・・ 間違っているかもしれません。あしからず。)

 

 

ということで、結局我が家では「遮熱グラッサ」への屋根材変更のみやることにしました。

これなら、工賃は増額無しで材料費差額分アップのみで済むしね。

 

あ、ちなみに、クアッドから遮熱グラッサへの変更で平米単価1,000円未満のアップでした。