既成概念から離れた所にある曲と演奏・・ | ねこのつぶやき

既成概念から離れた所にある曲と演奏・・

今日の曲は、ちょっと変わっているって感じる人も多いかもしれません。

一応Jazzにジャンルされているようですが、Swing JazzともBopとも違うし、Fusionでもないし・・・

そもそも曲の構成からして、普通とはちょっと違うし・・・
よくJazzだと、まずテーマ(主題とサビからなる事が多い)があって(2回繰り返す事も多い・・)、次にメンバーのソロがあって(1人だけの時も何人か順番にソロを取ることも・・・)、そしてエンディング・・って感じのことが多いのだけれど・・・・
この曲にも一応主題(2つあります)らしいものはあるのですが、そのメロディーもスッゴク単純な物でちょこっとしかありません。

で、構成は、サックスとギターのユニゾンで最初のテーマが、間に長めのインターバルを含んで二回演奏されて、その後、ピアノに導びかれて始まる(3分過ぎから・・)2つ目の主題の繰り返しになります。そして、その2つ目の主題の上に変なギターのソロが延々繰り広げられて行って・・・・終わりです。

はっきり言って、この曲はまさにミュージシャンの力量があってこそ成り立つ曲と言ってもいいのでは・・・

特に、ギターのBill Frisell!!!!

この曲は彼の為にあるって言うか、彼の演奏能力があって成り立っているといても過言で無いかも・・・

彼のギターはメロディーらしいものを弾く事は少なくって、ひたすらノイジーな"音"を出していくって感じです。
がっ!!しかしっ!!!
彼の"音"は何故か曲にぴったりとはまってしまう。それも、何故か色んなジャンルに・・・
この曲でも、その"音"は、もう曲の冒頭から炸裂です!ただし、彼はちゃんとBerklee College of Music出てるし、理論もしっかりと分かった上でやっているのだけれどね・・・
そして、後半部分など彼が曲を盛り上げて行く事によって(勿論バックと一体になってだけれどね・・)、この曲を曲として成り立たせていると言ってもよいのではないかと・・・

Pat Metheny Groupで有名なピアニストでキーボード・プレーヤーのLyle Maysの1stソロアルバム『Lyle Mays』からAscentです。
Lyle Maysについて何も書いてなかったので、そのお詫び(?)に前に載せた彼の別の曲のリンクを張っておきます。

長々書きましたが、まずはメロディーをや構成を追ったりするよりも、雰囲気に浸ってください。音楽の聴き方の枠を破る事が出来るかも・・・




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