Goodbye again / Mike Stern | ねこのつぶやき

Goodbye again / Mike Stern

昔々、ある所に、
ギターがギンギン(死語?)で、
ベースもぶんぶん言ってて、
ドラムは、叩いてるって言うより、ひっぱたいてるって言った方が、当たっているように見えたりして、
ボーカルは当然シャウトできないとダメで、
みんなロン毛で(当時はロン毛っていう言葉はまだなかった・・ただの長髪と呼んでました)、
ひげ生やして、まだ20代なのにおっさんくさく見えたりするのも結構いて、
当然、ギターはいくらその方が弾きやすいからって上の方に抱えて弾く事はなく(ジューダスファンの人すみません・・)、
歌の内容も、
おどろおどろしかったり、
やけにエロかったり、
かと思えば、スッゴク前向きな曲もあったり、、
悪魔の事を歌っているかと思えば、
次の曲では愛について歌っていたり、
でも、多くの曲はそれ程深い内容の事もなく、
(うっ・・・今、かなりのHRファンを敵にまわしたかも・・?)
・・・という音楽ばかり聴いているいたいけな(?)少年がいました。
・・・・
つまり、彼にとって、ハード・ロック(プログレも聴いてたって事は一応ムシという事で・・・)以外は、ごく一部を除いて音楽ではなかったのです!!

(↑ハードロックに対するすごい偏見だな・・・・)

キレイキレイに弾くフュージョンとか嫌いで、
指板とにらめっこしながら弾く、アマチュアのフュージョンはもっと嫌いで、
お洒落にキレイなカッコでステージ立ってる奴はスッゴクイヤで、
ポロシャツなんか絶対に着ないで(?)、
勿論、メロメロ・フュージョンのDavid Sanborn(ただの無知な偏見でしたが・・・)なんか大嫌いでした。
・・・

で、時は流れ、その少年も青年になり、音楽に対するわだかまりもなくなり、耳をもっとオープンにしてみると・・・

いい音楽っていっぱいあるじゃないかぁ~~!!

やっと、David Sanbornも好きになる事が出来ました!!
・・・・
・・・・

今日の記事の音楽はMike Sternの2ndソロアルバムからです。
Mike SternはBilly Cobham(前にアップしたMahavishunu Orchestraにいたドラマー)のところにいた時に、Miles Davisに見出され、それからJazz界で一躍スターになっていったギタリストです。

で、この曲は、一聴しただけでは、昔だったらオレがかなり嫌っていたメロメロ・フュージョンっぽいバラードですが、実はメロメロっぽいのは外側だけで、かなり心に響くいい曲だったりします。
ちなみに、このアルバムが出た当時は、もう、いろいろな物を聴ける様に体が(耳が?)出来上がってきていたので、最初から楽しめましたよ~

この曲の、聴き物の一つはエンディングに出てくるDDavid Sanbornの気合の入った泣きのソロでしょう。



フェイド・アウトの最後の部分が切れちゃっているのが非常に残念ですが、それでも十分聴き応えありますよ。
(特に、切れちゃう直前の所なんて鳥肌ものだ~!)

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