そろそろアカデミー賞の話④
『JOY』
主演女優賞ノミネート
監督・脚本:デヴィッド・O ・ラッセル
撮影:リヌス・サンドグレン
キャスト:ジェニファー・ローレンス
ロバート・デニーロ
イザベラ・ロッセリーニ
ブラッドリー・クーパー
タイトルのJOYは主人公の名前。発明家で実業家の女性ジョイ・マンガーノの実話を基にしている。日本でも一時期すごく注目された主婦の発明の苦労お話。
ジョイは、2人の子供を抱え、航空会社の地上係員とデニーロ演じる父親の工場の経理の仕事を掛け持つシングルマザー。
ジョイは主婦ならではの発想で新型のモップを思いつく。スーパーマーケットの駐車場で自らデモンストレーションしたり、孤軍奮闘。ブラッドリー・クーパー演じる重役がいるテレビ通販会社で売り出すことになる。
主人公ジョイの周りにはヘンテコな人がいっぱい。デヴィッド・O・ラッセルのお得意な群像劇。ちょっと変な離婚した両親と元夫と一緒に暮らしている。ヘンテコな人たちを登場させることで、物語にユーモアを持たせるあたりはさすがですが、ブラッドリー・クーパーとジェニファーの共演が続くと、なんだか違和感が・・。
DOR監督節連発ですが、今回は不発多し。
ジェニファー・ローレンスは当初ヒルビリーの村の娘を演じたり、田舎くさい印象が強かった。「ハンガーゲーム」で大人気になり、子供達にも認知される国民的スターになった。音楽界のテイラー・スウィフトとよく似ている。
ショットガンを瞬きせずにぶっ放す!今回も、女性層が共感できる強い女、じゃじゃ馬なシングルマザーを演じている。
演技は変わらず上手いですが、ちょいこういう感じが続くのは・・。
受賞はないと思います。
日本は公開未定