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新たな“ロッキー”サーガの始まり。あのアポロの隠し子をロッキーがスーパー・ボクサーに育て上げる。
「フルートベール駅」で注目される以前にライアン・クーグラー監督が脚本を自らスタローンに売り込んで実現したという。
「ロッキー」でスタローンが手にしたアメリカンドリーム。無名の新人に託すスタローンの男意気。スライは本当に真摯な映画人!そして、それに見事に答えた出来栄え。
試合すべてをワンカットで見せるなど、挑戦も忘れないクーグラー監督。
劇中登場するロッキーと息子の写真。写真は、スタローンと36歳で亡くなった実の息子セイジ。セイジは俳優、監督としてこれからだった人。スタローンの人生と、クーグラー監督とのエピソード、さらに映画のストーリーが重なって、涙が止まらない。
世界が注目のマイケル・B・ジョーダンの演技と身体を張ったファイトシーンも素晴らしい。スタローンも最高の演技を見せる。
ロッキー・オマージュのランニング・シーンが新たな名シーンとなっている。名セリフ、名場面連発の傑作!ラスト、ロッキーの言葉に奮起するクリード。そこにあの曲が流れ号泣。
クリードの恋人役テッサ・トンプソンが可愛い!
マイケル・B・ジョーダンがずっとエア・ジョーダン履いてるのはネタか?