組織の中で何年経っても伸びない人もいれば、短期間でぐんぐん伸びていく人もいる。伸びる人は何故、短期間で他から評価され伸び続けることができるのか。
 
端的に言えば、伸びる人の要素は自分を活かす方法を知っていると言うことです。と、言うことは伸びないと言われている人は、自分を活かす方法とは違った方法を用いているのです。
 
肝心なことは、自分を思い切り表現すること。言葉や服装や立ち振る舞いや何をするにも思い切り自己表現を自分の言葉で語ることです。
 
ビジネスマンにとって、自分を活かす場所は会社であり職場であることは当然のことであります。そのことがしっかりと理解できずにいると立脚点が定まらずに給与を貰いに来る場所に成り下がってしまうのです。
 
物事には順序があります。
 
自分を活かすためには、まず自分自身に力(ビジネス上におけるスキル)を付けることが第一であり、次にそのスキルを会社と言う表舞台でどの様に演じてみるかを検討するのが第二であります。
 
では、自分自身に力を付けさせてくれるエネルギーは何かと申しますとそれも仕事そのものなのです。仮に与えられた仕事が嫌で嫌で仕方が無いと言うのなら力の付き様も歪つになるだろうし、何よりもその様な仕事を続けると精神状態が不安定になることもあります。
 
仕事をしている殆どの方々は大変、真面目であります。で、あるのに真面目に仕事を進めるのに一向に伸びない人、うだつが上がらない人が多いことに気が付くのです。その原因は何かと言うとそんなに難しいことではないことに気が付くのです。
 
その殆どの場合、仕事(物事)に創意工夫が足りないのです。人より工夫があるから人に喜ばれ自分自身が活かされる。自らが生き生きと仕事をこなす前に自分が仕事上で存在する意義をしっかりと考えること。自ずから人様に喜ばれる仕事を実践し続けることに尽きると考えるのです。