組織は
そのリーダーで決まる。
企業は
そのTOP(リーダー)で決まると言っても過言ではない。
その上で
幾つかのリーダーの覚えを書き並べる。

1.企業は人なり。
良く企業は人なりと言われるがこれは人材を指すのではなく
企業はTOPなりと言うことであり
その企業はTOPそのものなのです。
TOP次第で
多くの人を幸せにもできるし
その逆に
不幸にもすることができるのです。

2.新の経営の柱とは。
経営の三要素は『人・物・金』と言う神話はもう捨てよう。
この『人材・設備・資金』は会社の資源であって
経営そのものを支える柱ではないのです。
真の経営の柱とは
『商品・顧客・販売(営業)』
つまり企業は
商品が顧客に売れて初めて成り立つものである。
その矢面に立っているのが
販売(営業)をつかさどる人間です。

3.必勝の仕掛け人とは誰か。
TOPは我社の必勝仕掛け人でなければなりません。
我社の商品が顧客に売れる仕掛けを作りあげるのも
TOP以外にないのです。

4.潰れる原因とは。
不況時であれ
好況時であれ
会社が立ち行かなくなるのは
自社の製品(サービス)が顧客に支持されないからです。
もし不況や景気の悪化で会社が立ち行かなくなるのなら
好況時に潰れる会社などないはずです。

5.TOPの根本姿勢とは。
TOPは
生産管理本部長・人事管理本部長・経理本部長であってはならないのです。
TOPは
営業本部長・商品開発本部長・顧客調査本部長でありたいものです。

6.最低限の絶対額とは。
経営にとって大事なのは
過去の実績から見て
現実に達成可能な目標を達成するのではなく
会社が存続し発展するために必要な
最低限稼がなければならない絶対額を
勝ち取らなければならないのです。
これが目標なのです。
大事なことは
・目標を現実に近づけるな。
・目標と現実の差を埋めることに全力を尽くす。
・問題は達成率ではなく未達率だ。

7.TOPは独裁者たれ。
TOPが独裁すれば
社員の意欲が減退すると言うのは嘘です。
TOPは
我社の将来については独裁者でなければならないのです。
何故なら
TOPの最大の任務は
会社の将来を築くことであり
それに向かって有効な手段を打つことなのです。
今日の稼ぎ
今日の仕事は方針を決めて
部下に任せていきたいものです。

8.生きた経営の教科書たれ。
TOPとしての不可欠な条件とは
的確な判断力とそれに基づく決断力です。
つまり
ピンチになったときの対処の仕方です。
これらは経営学の教科書には載ってはいないし
仮に教科書があっても
そこから学ぶことはできないものです。
しかし教科書があるとしたならば
それはTOP自身の日々の経営態度こそが
最も大切な教科書なのかも知れません。

企業は永遠に存続発展しなければなりません。
会社の存亡はTOP次第なのです。
TOPがダメであれば会社は滅亡し
TOPが優秀であれば会社は発展するのです。
正に
企業は会社はTOPなりなのです。