部署を預かる身として
日々
部下以上に学ぶ機会を
自らが作ることは言うまでもない。

言志四録第102にこんな文章がある。

『凡禍皆自而 雖其出下者 而亦必有所致』

直訳するならば
凡そ禍は、皆上より起こる。その下より出ずるものと言えども
而も亦必ず致す所あり。

もっと分かり易く言えば
凡そ禍と言うものは全て上から起こるもの。
下から起こった禍と言えども
その因果を辿れば
必ず上に原因があることが分かると言うものだ。


殷(いん)の湯王(とうおん)は
『よろずの民の罪は我一人に責任がある』と言ったが
リーダーたる者は
正にこの言葉を鏡としなければならないと考えるのです。

組織は
そのリーダーで決まる。
企業は
そのTOP(リーダー)で決まると言っても過言ではない。
その上で
幾つかのリーダーの覚えを書き並べる。

続く。