ある知り合いの教員が勤める
高校の卒業生が創作名言集を残していて
今年もその作業が始まったと聞き
その一部を創刊前に先立って見せていただきました。

その中に
『時は流れると言うが実は俺たちだけが流されているんだ』
『昔の人は豊かさを求めた。
少し前の人たちは贅沢を求めた。
今の僕たちは何を求めて行けば良いんだろう!?』

言う言葉が大変印象に残ったのです。

私達日本人は
今までは豊かさを求めて
一生懸命に働き
時間を惜しんで働き
家族を犠牲にして働き
世界有数の経済大国になりました。
そして
物の豊かさから贅沢へと
更に
その欲望がエスカレートしてきました。

同時に
本当に大切な日本人の心を失っていったのです。

一人暮らしのお年寄りや
派遣や請負等の非正規社員が生活に困窮している報道が
毎日
当たり前のようにされていますが
今後
確実に我が国は
弱者にとって厳しく接する国になるでしょう。
誰もが
なんとかしないといけないとは思っていて
一人一人は
優しい気持ちを持っているのに
行動を起こす勇気がないのです。

私は
求められる人間像の5つの要素そのものがあれば
自分も幸せにもなれるだろうし
更に努力をし続ければ
周囲の方々も巻き込んで
弱い立場の方々も救えるのだ思います。

今、求められる人間像とは
やはり
『人間らしい人間』こそが求められているのだ信じているのです。

終わりに…。