中華料理の一つに
八宝菜と言う料理があります。
御存知のように
八宝菜には色々な旬な具材が入っています。

野菜もあれば
肉も魚も入るし
甘い味付けもあれば
少し、
辛い味付けもあります。

この様な一つ一つの材料の持ち味が
それぞれの旨味を引き出して
十分に素材の良さも活かされて
八宝菜としての
美味い味が出るのです。

例えば
ある組織が
一つの困難な問題にぶつかったとします。

非常に偏ったタイプの人間ばかりの集団だったら…。
その組織の長が
『もう、これ以上は無理だ』と言うと
全員が
『左様でございます』と意気消沈し
何事も終わってしまうことになります。

ところが
いろいろな意見や
いろいろな見方をする『不揃いの個性』を持った組織なら…。
これが
八宝菜の組織なのです。
数多の困難を克服するきっかけを作るはずです。

本来
組織と言うものは
同じような性格の人間ばかりでは
その組織は弱体化してしまいます。
逆に
いろいろな性格(個性)の人間が集まれば集まるほど
その組織には
柔軟性を持ち備え
活気のある力がみなぎってくるものです。

個性を活かせる組織。
簡単に
書くことはできますが
一人一人の力を結合することは簡単なことではない。
では、
どうしたらそれを実現できるのか!?

今、
しばらくこの課題を追い求めることにします。

では、
今日の夕食は八宝菜でお願いします…。