今朝の日経から…。

麻生総理が
夜な夜なホテルのバーや高級料亭での会合を行っていることについて
新聞記者が噛みついたらしい。

記者曰く
『庶民感覚からかけ離れているのでは!?』と
総理に質問したところ
『警察官(SP)や新聞記者の方々が
飲みもしないのに店にワンサカ来店して
営業妨害だと言われたらどうする!?』と
逆質問されて
更に総理に
『聞いてるんだよ。答えろよ』と詰め寄られたとか。

どっかのやくざ紛いのことを言うものだなぁと
燻しげに記事を読んだ。

これが事実ならば
我が国の首相が
このレベルなのかと思うと先行きのかじ取りも
難しいものとなりそうな気がする。

総理ご自身は
立派な器を持たれる人物なのでしょうが
孔子の言葉の中に
『道・器の論』と言うものがある。

子貢問うて曰く、賜や何如。
子曰く、女(なんじ)は器なり。
曰く、何の器ぞや。
曰く、瑚璉なり。

『器』と言うものは用途によってその限度がある。
瑚璉(重要な器)であろうが
日々使用する茶碗であろうが
それらが如何に立派なものであろうが
便利であろうが
器はどこまでも器であって無限ではないと言っている。

これに対して
『道』と言うものがあって
この道と言うのは
無限であって自由である。

従って
『道』に達した人は限定がなく
まことに自由で何事にも適応できるのであって
このような方を『道人』と言う。
要するに
総理は立派な器なのでしょうが
まだ道(仁道)には達していないと言うことではないでしょうか。

しかし
食事のことまでもあれこれと示唆されるのは
可哀そうな気がするのは私だけでしょうか。