役所にしろ
企業にしろ
組織は一定の目標をもっており
その目標達成のために日々努力しています。
そこで
研修と言う言葉の意味を定義すると
『組織がその目標を達成するために自らの手で
従業員に対して行う教育活動である』と言えます。
次に
その教育活動の目的
つまり、
研修の狙いはどこにあるのかが問題になります。
すなわち、
第一に研修は
従業員が現在の職務を満足に遂行し得るように
職務遂行能力(知識・技能・態度)の維持・進展を狙いとします。
言わば
組織の当面の要請に応えようとするものです。
第二に
環境の変化に対応して
組織内の職務の内容も当然変化が予想されることから
近い将来に予想される職務の内容を遂行し得るように
従業員の潜在能力を開発することを狙いとします。
言わば
近い将来の組織の要請に応えようとするものです。
第三に
変化する環境に流動的に即応していけるような
一般的な『変化適応力』を養うことを狙いとします。
言わば、
臨機応変に現場の要請に応えようとするものです。