私たちは日常生活の中で

頑張ろうとか

頑張りますと言う言葉を良く使います。


お金さえ出せば

何でも手に入るであろう

現代の物欲豊かでありたいと言う風潮は

耐える。

我慢する。

頑張る。

そして中途半端で諦めないと言う気持ちを

失わせつつあります。


『頑張る』と言う言葉の語源をポリネシアン語だと

仰られる学者もいるようですが

辞書による文上の意味では

途中で起こる様々な障害に耐えて、しなければならないことを

最後まで遣り通すこととあります。


私は

この頑張ると言う言葉の深い意味を

『敵(ライバル)と戦って勝つ』ことと捉えています。


みなさんも今日までのそれぞれの人生の中で

『嫌だなぁ~。辛いなぁ~。苦しいなぁ~』等の思いから

ともすれば弱気になっている自分に気が付いたり

『もう良いよ』

『そこそこ頑張ったじゃないか』と

そんな風に囁きかけてくる

もう一人の自分に気が付いたことはありませんか。

誰もが

そんなもう一人の自分に打ち克とうと

努力したことがあるはずです。


『嫌だなぁ~。辛いなぁ~。苦しいなぁ~』等と思うことは

全て自分自身なのです。

人間と言うものは

快楽な方へ

安易な方へ

楽な方へ自然と流されていくものなのです。

(この私もそんな一人であります)


もう、お分かりでしょうが

一番怖い敵は、

何を隠そう心中に潜んでいる自分自身であるのです。


続く。