先週まで

私は、

真面目なだけの『会社人間』が

真の人材ではないことをお伝えしてきました。


真の『人材』とは!?

まとめて言えば

如何に利益を生み出し

如何に利益に貢献したか

と、

言うのが

人材評価の基準であり、

よく個人と企業との関係を表す表現として

『運命共同体』と言う言葉が用いられ

これは一見格好良く聞こえるが

私に言わせれば

個人と企業の双方がもたれ合う

『甘えの構造』に過ぎないと考えるのです


努力次第で

企業と個人の多様な関係の選択・選考が

可能になるような各種の人事制度を備えることが

企業と個人を活性化する可能性を持ち

引いては、

企業の競争力を強化し個人の幸福を極大化するのです。


当然のことながら

個人の自立の時代の始まりを踏まえて

これまでの教育原理も

大きく変えていく必要性がある。


数年前の

日本経済新聞社の調査によると

我が国の企業の従業員平均勤続年数は、

男性で13年強・・・

女性で8年だと言われている。


従業員1万人以上の大企業では、

ホワイトカラー社員全員(関連会社への出向・転籍者を含む)が

現在の会社で定年を自社で迎える社員は、

約30%強に過ぎないと言われている。


こうしたデータは、

一体、何を示しているのか。


私は、

こう考えます。


会社が従業員の一生を面倒みる。

あるいは、

見てくれる・・・。

そんな時代は終わり

個人の自立の時代が始まっていることを示唆しているのです。