管理監督者はいかにあるべきか?


既に、

DMP訓練等で監督者の立場

位置付けについては、

充分理解されていると思うが、

監督者は、

経営者と社員の中間にあり、

その立場は、

微妙で難しいと言うのが実感であろう。

従って、

大多数の監督者は、

形式的、抽象的には、

その立場は社内で説明されているが、

日常は、

暗中模索で仕事をしており、

上にも下にも気兼ねして

大変弱い存在に成り下がっているのが一般的である  

しかし、

第一線で活動する監督者という者は、

そんな弱い存在であってはならないはずである。

確固たる信念をもって

職務を遂行しなければならない立場にあって、

その信念はどこから生まれるかと言えば、

組織内の監督者の立場、

立場を認識し、

職務に相応しい権限を持ち、

監督者のなさねばならない事項を具体的に示し、

念頭におき並べることから始まる。

具体的に、

監督者がすべきことを列挙するので、参考とされたし。

業務に関すること

1、仕事に必要なあらゆる事柄を知ること。

2、仕事の具体的なスケジュールを立てること。

3、計画は、必ずやり遂げるように気を配ること。

4、仕事が、与えられた時間の中で完了することを確認すること。

5、仕事の成果の予測を立てられること。

6、必要な用具・器具類が完全であるか、手入れが行き届いているか気を配ること。

7、適材適所を考え、仕事に適切な人の配置をすること。

8、仕事の割り当てを適性にすること。

9、業務遂行上の障害は、直ちに排除すること。

10、グループ間の調整をすること。

11、業務を成果の面で評価する。

12、余裕時間は最大限に有効に活用すること。

13、業務に役立つ情報は末端まで知らせること。

14、上部からの指示や通達をわかりやすく、具体的なものにすること。

15、上部から発する政策や指示等の不明瞭な点は、明確にすること。

16、業務上の問題は、速やかに処理すること。

17、誤りは、速やかに手際よく処理すること。

18、安全・衛生を確保すること。

19、欠員・欠勤の場合を常に想定して、代案を考えておくこと。

20、部下の発言・提案を尊重、活用すること。

21、新しい知識を級数すること。

22、作業の改善を研究すること。

23、その他