Jリーグ花盛りの昨今、

あるスポーツショップの主催で

『企業とスポーツ』と言う

シンポジウムに参加することがあった。

その話の中で、

『何故、鹿島アントラーズは強いのか?』と

言う話しを聴く機会があった。

その話を聞く限り、

私たち飲料サービス業に成就する方々にも

相通じる話があったので紹介したい。

発足当時、

鹿島アントラーズは、

運営資金が乏しく、

チーム運営の業務を司る人も雇えない程

チームの経済状態は逼迫していた。

しかし、

我ら街のヒーローを応援しよう!と言うことで、

立ち上がったのが

住民達(=サポーター)だった。

大会やゲームの補助役員を

ボランティアで引き受け、

チーム運営に関する全てを

住民たちがサポートした。

難しいことはしなかったと聞きます。

サービス(ゲームを観戦に来てくれる観客に対して)に関して

素人の住民達で実践したことは、

1、観客に不快感を与えない行動をする

2、チームにとってマイナスにならない行動をする

3、住民スタッフ一人一人が自覚を持って行動する

以上3点の行動規範を住民達が実践したのです。

このことが

アントラーズを支える原動力となり、

選手達がこの住民の方々のためにと頑張った成果が

現在のチームの強さの秘訣らしいと

その秘密をチェアマン自ら話しをしていた。

自己のサービス本位だけを語る業態が多い昨今、

難しい蘊蓄は、語らずに

スタッフが最低限できる

最低のマナーを実践し続けること。

これこそが、

一番のサービスなのではと考える縁しでした。