なぬっ!?

あの悲劇が再び!?

何てことにはならないとは思うが

縁しは少し、

心配しております。

と、言うのは、

チベット自治州での暴動がきっかけで

北京オリンピックでの

開会式ならびに競技への参加を

取り止めようとする動きが

一部で起き始めている。

今から20数年前のこと・・・。

今の状況と似たことがあったのは記憶に新しい。

モスクワ(1980年)

ロサンゼルス(1984年)で開催された

オリンピックのボイコット問題のことである。

モスクワの時は、

1979年に

当時のソ連が

アフガニスタンへ侵攻したことで

米・西欧・日本などが

モスクワオリンピック(1980年・縁し高校生)をボイコットしたのだ。

逆に

ロスの時は、

その報復に

米が

1983年グレナダに侵攻したことで

東欧諸国・ソ連・キューバなどが

ロスオリンピック(1984年・縁し大学生)をボイコットしたのだ。

モスクワのオリンピックへの不参加は

その後の日本のアスリートに大きな影響を及ばしたと言われている。

当時、

多くのメダルが期待されていた

競技が目白押しだった。

男女のバレーボール。(女子は金メダルが確実視されていた)

男女のバスケット。

柔道。(柔道の山下さんの涙は忘れません)

マラソン。(瀬古さん)

レスリング。(高田さんも金メダル確実視されていました)

体操。(メダル確実視)

その他、

多くのアスリートが青春の夢を

政治の壁を越えることができなかった。

その後

ボール競技の多くは

モスクワのオリンピック以後

オリンピックへの参加が絶たれているのである。

やはり、

継続は力なりではないが

一度、

参加への道筋が途切れてしまうと

再度、

オリンピックの夢舞台に復帰するのは難しいことなのだろうか。

政治とスポーツ。

まったく無縁なもの同士が

駆け引きの道具として使われることは遺憾であって

大人たちの思惑で

青春の汗を涙を流すアスリートに

被害が及ばぬようにと強く願うばかりである。