全社各位

本社全館禁煙化の提案を

本社一括メール送信しましたが

反響が大きかったようで

もう少し、

詳細をまとめてみました。

さて、

この手の問題は、

被害者、加害者の関係が

問題視されています。

では、

どちらが、被害者なのでしょうか!?

非喫煙者ですか。

それとも

喫煙者でしょうか。

私は、

この問題を考えるのにあたって

どちらも、

被害者であると判断しています。

喫煙者にとっては、

吸う権利を主張されるだろうし

当然、

非喫煙者にとっては、

健康を守る主張をされるはずです。

と、

言うことは、

このままでは、

人間関係を損なえたまま

同じ屋根の下で仕事をすることになる訳です。

ならば、

裁きが必要になるのが必然的になってきます。

では、

誰が裁けば良いのかが問題なのと、

結果、

何でそうなるのかと言う正当な理由を

見つけ出さなければなりません。

後者は、

問題が無く正当な理由を見つけることができました。

それは、

健康を損なえるからです。

健康を損なえるのは、

吸っている人だけではありません。

間接的に吸っている人の健康も含まれるのです。

これに尽きました。

また、

吸わない人にとって

タバコの煙が灰が如何に苦手なのかと言うことです。

この理由に

反論を唱える人はいませんでしょう!?

問題なのは、

前者の誰が決めるか。

これが、

大きな問題であり

遺恨を残す結果となる訳です。

そこで、

私は考えました。

相談を持ちかけられた時に

正直に申しますと

私の感想は『この問題は面倒だなぁ~』でした。

ごめんなさい。

しかし、

これが私の本音でした。

もっと、

別の言い方をすればこうです。

何で吸ってる方々は、

吸わない人のために配慮義務を怠ったのか。

配慮義務は

会社がするものなのか

個人がするものなのかと言うことです。

私は、

会社で煙草を吸わせていると言うことはないので、

当然、

個人が配慮をしなければと考えました。

しかし、

これが、私の間違いであると言うことに気が付きました。

私が気付かされたのは

吸わせるのも

吸わせないのも

勤務中においては会社の方針が必要だと言うことです。

もっと、

別の言い方をすれば

会社の規模がそれを許さなくなってきたと言うことです。

会社の規模が大きくなり

そこそこ

組織が成熟してくると

いろいろな問題が起きてきます。

これらの問題(業務・人間関係・家族関係・etc)を

個人間で解決するのが

容易でないことが増えていると感じます。

昔ならば

顔も性格も知っている人ばかりなので

多少、

問題があってもお互いが歩み寄って解決する

時間的な余裕がありました。

今は、

フロアーが増えて

意思の疎通を欠くことが増えているのが

当社の現状ではないでしょうか。

隅々までに

配慮が行き渡っていて、

『至れり尽せり』が全て良しと言うことではありませんが、

環境を整えるための努力を会社が怠ってはいけない。

と、

言うことに禁煙問題を取り組むうちに

考えさせられたのでした。

前者の結論を申しますと、

環境を整える配慮義務は自らが示さずに誰がやるかと言うことです。

自らは、

私だけではありません。

従業員各位の姿勢のことです。

これが、

一番大切なのだと言うことに気付かされました。

これが、

私なりの全館禁煙化の

結論だと考えております。