拳を握る時、親指と人差し指をしっかりと握りこむこと。
中指、薬指、小指は力を抜き軽く握ること。 前腕の力加減は、壁を打ったときに手首が曲がらない程度に 力を込めること。
基本は無駄な力を込まないことです。
そのため力の込め具合 が難しいのが拳の握り方です。
拳や前腕に適度に力を込め、肘や上腕や肩には力を込めない こと。 正直、開掌で打つ方が簡単です。
しかし拳もしっかり作りこむ事が出来れば、良い事ありますよ。
軸を立てる。
鋼のような軸、柳のような軸、軸にそんな区別はない。
全身のバランスや、体の使い方で硬軟自在になるのであって、軸そのものが硬いとか軟らかいといったことはありません。
自分の体の中に軸を意識して動くことで、全体のバランスを取りやすくなるので、軸を意識しろといわれるのです。
それは概念でしかなく、イメージですから、それ自体に何らかの効果があるのではありません。
様々な要訣を一つにまとめた時に、硬軟自在にする事が可能となります。
1つではなく、全てで一つにする事が大事です。
しかし、初めは一つ一つ出来るようにする事が求められます。
一つ一つの課題をクリアして、結果できるようになる。 過程と結果を勘違いしてはいけない。
攻撃を相手に当てためには、狡賢くなる必要があるし、武術で学んできた事を 壊すことも必要になります。
単に武術を使って戦おうとすると、多くの方が正しく動くので攻撃や防御が単調 になり、解りやすい攻防を行います。
相手のレベルが低ければそれでも通用しますが、高いレベルの格闘家と戦うと 通用しません。
当てるためにもタイミングをずらしたり、間を変えたりしながら、相手の感覚を 騙す必要があります。
前回の記事の膝を開くことは、弓歩や他の歩法でも注意する必要があります。
開合でいう開に当たります。
現代的にいうなら外旋と言うことでしょうか。
どのように開くのかは、文章で書くと正しく伝わらないので書きません。
この下盤(八卦掌では下半身のことを表します)の開は、強い勁を得るためにも 必要なことなので、正しく師について学ぶ必要があります。
馬歩站椿を行っていると、膝に痛みを感じる方がいます。
練習方法が間違っているからなのですが、何が間違っているかというと、 膝と爪先の位置があっていないからです。
膝と爪先の位置が正しくないと、膝に負荷がかかり痛めてしまいます。
本来、馬歩站椿のときに膝と爪先をあわせます。
その時、膝を外に開くような状態になります。
初めて行う場合、膝を捻るような状態になるので、痛みをともないます。
なぜなら今までの生活環境で、膝が捻れて固まっているため、正しい 位置に戻そうとすると痛みが出ます。
この痛みは3ヶ月ほどで解消されますが、捻れを取らずに站椿を続けると 本当に膝を壊します。