政治家も小学校の先生も誰もが「知識を使って創造すること」が一番重要だと思っているでしょう。しかし、よく勘違いされるのは、「情報収集」+「想像力」=「創造」であることです。実際、「情報収集」+「想像力」=「ゴミ」のケースが多いと思います。「情報収集」+「想像力」はただ情報を「re-arrange」しているだけです。たまに付加価値はありますが、ほとんどの場合は全く価値がありません。にもかかわらず、「創造している」ように勘違いされやすいです。

学校で「情報収集の方法」と「想像力を働かせる方法」ばかりを学生に教えると、学生の知識レベルが低下してしまいます。ある大学の先生によると、最近になって、インターネットから入手した情報をレポートにうまく「Cut and Paste」する学生が多いようです。例えば、「不確定性原理」に関する内容のレポートならば、Googleをすることで簡単に小論文まで書けますね。さらに、想像力を働かせて、適当に「人間の心もミクロレベルで不確定性原理に左右される」と書いてもいいです。根拠何かは要りません。全く中身を理解しないで、収集してきた情報に手を加えて形にするのです。

学校で「知識」と「知識を獲得する方法」を教えることが大事だと思います。何といっても、想像する以前に必要なものだからです。「情報収集」から「創造する」まで、三つのステップが要ります。

1、「情報収集」+「理解、努力」->「知識」

2、「知識」+「想像力」->「新しい概念」

3、「新しい概念」+「情報収集、利用」->「創造」


「情報収集」+「想像力」->「創造」のロジックに「知識つくり」が欠けているのです。僕が知っている優秀な人は皆、「知識」というしっかりしている土台の上で「想像力」を働かせている人です。