「アトム、がち勝負だ!」

「やれやれ、またか。」

アトムはそう思いました。

「人間はなんて自分勝手なんだろう。」ってね。


腕相撲じゃないですよ。

将棋です。

「テンマ型人工頭脳」をもつアトムには将棋などおてのもの。


まあそれにしてもアシモフ3原則がしばりです。

「将棋」で「がち勝負」でアトムに勝てる人はいません。

でも「がち勝負」の要求をまともに受けたら「人間が負け」ます。

人間のやっかいなところはそれで「傷つく」ことですね。

これでは第一条に反します。

といって「勝負だ」の要求は拒否できません。

第二条が拒否を禁止しています。


そうすると答えは一つ。

「相手に分からないように上手に指して、そしてまけてあげる。」

そういうことになりますね。

別の言い方では「八百長」ともいいますが、、、。


それでもたまにはアトムにも機嫌が悪い時があります。

アトムぐらい複雑になるとどうしたってそうなりますね。

それでそんなときは「千日手」に持ち込むのです。

まあこれがアトムに残されたせいいっぱいの「反抗」ですね。

かわいそうなものですね、こういうのは。


そうそう、そういえばゲジヒトも言ってましたっけ。

「人間とは自分勝手なもの。」ってね。