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AKB48の握手会襲撃事件、ASKA容疑者(56)の再逮捕、宇多田ヒカル(31)の教会挙式。かつてCDをベストセラーにした2人と、現在ミリオンCDを連発しているグループという以外に共通項はないが、一連の出来事は日本のエンタメ界の特徴を浮かび上がらせた。
AKB48のような巨大なグループは海外では例を見ない。それだけに注目も高い。今回の事件はアジア、英米メディアも大々的に報じた。AKB48という巨大化したショービジネスの人気を裏付ける。
「よくも悪くも日本流。アメリカで同様の事件が起こるとしたら、銃乱射ですよ」(芸能ジャーナリスト)
握手会襲撃事件は、普段は秩序ある交流を楽しむ日本のアイドルとファンの幸せな関係を逆説的に浮き彫りにした。
ASKA容疑者の逮捕では、「CDの発売を中止にするあたりが外国人には理解不能のようです」とレコード会社関係者は話す。
「そもそもASKA容疑者のCDは売れていなかった。すべて過去のヒット作品。事件報道で散々流されましたから、来年の著作権分配は増えるでしょう。それはさておき、売れていないんだから、発売中止にしても何の制裁にもならない。スタジオジブリが、ASKA容疑者の音楽が収録されていることで商品の発売を延期しましたが、海外では、過剰防衛、自己規制が過ぎるという論調だった」(前出レコード会社関係者)
ASKA容疑者の曲のカラオケは配信が続く。ドラマの過去作品でも、主題歌として使われている。
宇多田の挙式での警戒ぶりも現地人には不評だったようで、現地マスコミは不満の声を上げた。その理由を「日本の芸能マスコミ対応術を持ち出したから」と音楽ライターは指摘する。
「警備員や傘を使って式の様子をガードした。そこまでされると日本の芸能マスコミなら取材も控えめになるが、現地のパパラッチは映像を撮ろうとして一触即発になった。しかも、挙式は神に包み隠すことなく見せ、周囲から祝福されるものというのが欧米では普通の考え。宇多田たちの振る舞いは挙式にふさわしくなかったということ」
逮捕されたASKA容疑者、他人から隠れるように挙式した宇多田が、音楽家としてかつての輝きを取り戻すのはいつになるのか。
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