データが行方不明で、写真を携帯で撮ったのでピンボケですがダウン

テロリストのサブリーダー「紅(くれない)」と看護師で紅の双子の

姉「藍(あい)」という双子の役で主演した舞台。暴力は暴力を、

憎しみは憎しみを生むだけだから、復讐なんて意味がない。

それぞれを気持ちをまっすぐにつないだ世界を作ろう・・・みたいな

感じの芝居。どうしてもテロリストのほうに重点がいってしまい

ニュースでテロの話題を聞くと敏感に反応してました。いまだに

この頃の芝居を思い出すと胸が苦しいです。テロリストの仲間

たち(バラ色の未来と言う名の反政府集団)は全員死んでしまい

自分ひとりで平和に向って突き進むというラスト。


双子の姉「藍」からのメッセージを映像で流し(私は一人しか

いないから。苦笑)それを観ながら紅が銃を捨てる決意をする

シーンは、場内男性も含めて号泣してくれてました。終演後に

外に出ると、目を真っ赤にして泣きはらした顔をした観客の人たち

に「良かった」と言われたときは、死んだ藍の気持ち・死んでいった

仲間たちの気持ちが報われたと「紅」が感じて、こっちまで泣きそう

になったものです。普段、泣く演技って自分なりにツボがあるん

だけど、この芝居では本当に共演者である「テロリストの仲間たち」

の顔を一人ひとり思い浮かべて泣くことができた芝居でした。


なんか、この芝居は思い入れが強く、ついつい話しが長くなっちゃうあせる



どこのレディースだよ叫び 畳だし(爆)テロリストのほうの衣裳が

全身黒に赤いスカーフと決まり、はじめて着たときワンピース



当然「銃」なんて使ったことないから、持ち方とか姿勢なんか

苦労しました。狙っているのはテロリスト集団のリーダー。



色々事情があって、結局心の奥底で愛し合ってたはずの

リーダーを射殺。こういう姿勢で男性を抱いたことがないから

意外と重くて苦労しました(笑)



映画の小道具などに名前が載るので、聞いたこともあるだろう

会社から借りた銃たち。真夜中にこの銃を積んで都内を車で

走っていたら、ナンバープレートのところのライトが切れてて

警察に捕まる。念のためにトランクあけてといわれたら、この

銃たちがでてきて「なんじゃこりゃ!」って騒ぎになった逸話を

持つ小道具(笑)



チラシに使った(っけな?)「紅」の写真。掘り起こしてみたけど

「藍」の写真ってほとんどない(苦笑)



あったえっ 藍たち人質が、脱出しようと色めき立った瞬間。



1週間近い劇場入りとハードな本番を乗り越え、徹夜で打ち

上がった明け方の30代二人。とてもそうは見えない(自爆)


長いところお付き合いありがとうございました。舞台に限らず

役者復帰はいつになるのかなぁ~にひひ