今日は照美ちゃんに会いましたよ。
去年の丁度このくらいの時期に彼女は闘病生活に入りました。
3月の定例会でみなさんにお伝えしましたよね。 男子諸君も一様に「あんなええ子が…」と驚き、心配してくださいました。
その後はコロナ旋風が吹き荒れ、テレビで同い年の岡江久美子さんが亡くなられたニュースに驚愕
、どうか照美ちゃんは無事でいてねー
と願ったものでした。
7月の定例会も、彼女はとてもみなさんに会いたかったのですが、やっぱり今は大事をとっておきましょうよ、ということで欠席でした。
その後9月に町中でばったりお目にかかり、予想外に元気そうな姿にほっとしたものでした。治療も順調に進み、この分だと11月には会えるね
、なんて言っていたのですが、巷のコロナ旋風は収まらず……
、直前になり、お仕事関係の遠い遠～いところでお一人感染なさった方が出たとのことで 「遠慮しときます」と辞退してくれました。
そんなわけで一年ぶり
まだ治療を終えたわけではありませんが、「よく頑張りました」ということで、先生だけをお迎えして三人でささやかなお祝い会をしました。
場所は、定例会行きたかったぁ～って気持ちに応えて、11月に定例会をやった西洋軒で。
お席はゆったり六人席に三名でセットしていただきましたよ。
ウイッグと聞かされていても忘れるほど、とっても自然に馴染んでよくお似合いで、先生も
「要らんようになっても、それ便利やから使ったら？」とおっしゃるほど。
仲良しの山ちゃんからは「ふだんよりええが
」と言われたそうで、私も同じく一票！
高齢の先生は今日の外出をことのほか喜ばれました。もちろん、緊急事態宣言が出される中、ランチと言えども「自粛
」が呼びかけられていますが、「私ら、今動くことを止めたらもう動けやんようになるよ」とおっしゃる言葉には…なるほど、と感じました。
4月、5月には通っていらしたカーブスにも行けず、そうしたら明らかに脚が弱ったそう。
たしかに、先生よりも高齢の母を見ていると、老人というのは習慣的に動いているから動けるのかとも思います。ゆるやか～にでも動いていればこそ動くわけで、ストップしてしまうと肝心のエンジンが再起動しない…よくわかりますぅ～、それ。
老人が家に籠っていてくれれば、重症の感染者は減るかもしれませんが、老人には老人にしかわからない事情があるんだな、とは先生のお話を聞いてはじめて思いあたったこと。
若者が青春を謳歌したい気持ちと老人が危惧する心身の衰え…う～ん、困ったね。
照美ちゃんが秋に退職を迎えるそうです。先生は早くも、「また今度はここで退職祝いしよに！」と先の予定にウキウキ。そうやね、このお気持ちが先生の元気の源。
もちろんですとも！
そやけど、まずは乗り切ってくださいませよー、今日も明日も。
