連休は学会のシーズンでもあります。連休も、東京から大阪と、忙しくしていました。

スカイツリーの話題は、大阪でも耳に入りますが、東京タワーの名前はあまり聞かなくなりました。

こうしたビルのすきまから見える東京タワーも、とても気に入っています。

きた日誌



大阪では、アーユルベーダの学会に参加してきました。今回、インドから目・耳・鼻のスペシャリストの先生が来日、講演されるということで、大阪の研究所長の先生から、耳鼻科医としてお声をかけてもらいました。ほとんど知識、経験もない、私でしたが耳鼻科的な助言者というような形でお呼びいただいて、うれしかったです。


他の学会参加もあり、講義をしっかりとお聞きする時間がなかったのですが、実習に参加できました。そこで、せっかくの機会ということで、インドで慢性副鼻腔炎の治療としても有名で、アーユルベーダの浄化療法のひとつ、”ナスヤ”という治療を受けました。



きた日誌

鼻腔からシャダビンドウタイラという薬物を滴下し、シュリンガータカマルマを直接刺激し作用する、とされています。特に、アーユルベーダ的な吸入療法などは、実際の治療に取り入れられそうな方法でした。


アーユルベーダの世界は、治療という側面はありますが、病気の予防、健康維持、ということを含んでおり、霊性をあわせもつ、いわゆる”ホリスティック”な医療の最たるものだと思います。



きた日誌

来日されている、Dr. Pandey Kumari Umaは、パトナアーユルベーダ大学にて、シャーラーキャタントラ学部(これが、眼科・耳鼻科をあわせて学部になるそうです)の准教授、学部長を歴任された方で、とてもやさしい、おだやかな先生でした。


大阪研究所のイナムラヒロエシャルマ先生、スタッフの方々ともに、たいへん貴重な、参考になるお話が聞けて、うれしい時間がすごせました。鼻もすっきりで、インドのパワーをいただき、がんばれそうです。