やるべきことは、シンプルでした。
【第7回 遠州バザール】まで2ヶ月余りとなった今、遠州バザールの“原点”をあらためてご紹介するシリーズの2回目です。
■自問自答
東日本大震災の後、疑問がわいてきました。
●今、自分にできることは何か?
●今、この場所で仕事をしていてよいのか?
●被災地に入ってボランティア活動等をしなくてよいのか?
たしかに、大企業なら、何十人もの人を現地に派遣できるかもしれません。
しかし、中小企業の経営者としては、仕事を長期間にわたって休みながら社員の給料を出すことは難しいことです。どうすればよいのか…。
■被災した方たちは、助け合っていた
そのように自問自答していたとき、テレビをみると、被災した方たちが、食べ物などを譲り合っていました。私たちよりも苦しんでいる方たちが、助け合っていました。
そこで気付きました。『自分だけとか自分達だけ良ければいいという考えではいけないということ』に。
■私たちのやるべきこと
そして、出てきた答は、シンプルなものでした。
私たちがやらなければならないのは、
●建築業界のつながりと連携を強化し、異業種も含めた地域の人達とも連携。共に発展することで自分達も継続できる取り組み。
●「たくさんの笑顔を生み、誰かと誰かをつなげる存在」になること。私たちは、空港で例えれば、人と人をつなぐハブ空港でなければならない。
●復興に向けて、経済活動を地道に進めること。地元の中小企業・商店が地元の消費者とつながる場を創ること。
そんな思いを共有する方たちが、業界の垣根を越え、つくり上げたのが、「遠州バザール」です。
□お問い合わせ
【第7回 遠州バザール】のお問い合わせは、実行委員会まで。
実行委員会事務局(鈴三材木店内)
Tel 053-585-1000
Fax 053-585-1017
E-mail info@enshubazaar.com
◆ 第7回 遠州バザール ◆
ここから始まる家族のカタチ ~今と未来をつなぐ場所~
日時:2017年10月21日(土)・22日(日)
会場:浜松市総合産業展示館
主催:遠州バザール実行委員会
共催:株式会社鈴三材木店