地元・遠州で活躍する「衣・食・住」のプロたちが手をつなぎ、2011年10月に初めて開催した遠州バザール。
このイベントの原点は、2011年3月にあります。
1996年に179万戸とピークを迎えた住宅着工戸数は、2009年度には77万戸まで減少。2011年当時、鈴三材木店は材木・建材を販売する企業として、打つ手を模索していました。
そして、2011年3月11日、東日本大震災が起きました。
未曾有の災害を前に、私たちは考えました。
●遠州を拠点に材木・建材を販売する企業として、できることは何か?
●救援のため現地に行かなくてよいのか? 今、この場所で仕事をしていてよいのか?
●住宅資材の需要はどうなるのか。経営者は、会社の存続のために何かをやらなければならない…。
そして、気付きました。
自分たちだけがよければいいという考えでは、いけない。
建築業界、異業種も含めた地域の人たち、そして地元の中小企業・商店・消費者のために、地元で地道に経済活動を進めることが、復興につながる。そう考えました。
そこまで考えがまとまれば、「私たちがやらなければならないこと」の答はシンプルでした。
私たちがやらなければならないのは、
●建築業界のつながりと連携を強化し、異業種も含めた地域の人達とも連携。共に発展することで自分達も継続できる取り組み。
●「たくさんの笑顔を生み、誰かと誰かをつなげる存在」になること。私たちは、空港で例えれば、人と人をつなぐハブ空港でなければならない。
●復興に向けて、経済活動を地道に進めること。地元の中小企業・商店が地元の消費者とつながる場を創ること。
そんな思いからスタートしたのが、業界の垣根を越え、『衣・食・住』の各分野で活躍する人たちと手を結んだ「遠州バザール」だったのです。
☆☆☆第6回 遠州バザール - 家族の笑顔にLove & Thank you –☆☆☆
地元・遠州の「衣・食・住」で、地産地商!
2016年10月1日(土)~10月2日(日)
開催時間:(土)10:00~16:30、(日)10:00~16:00
会場:浜松市総合産業展示館(浜松市東区流通元町20-2)
入場無料 雨天決行