









2025年(令和7年)9月から変わること・終わること・始まること
https://yokotashurin.com/etc/202509change.html
楽天トラベルの宿泊数の減少に続いて登録宿泊数の減少も史上最悪の展開に!
2025年8月末には、複数の注目すべきサービス終了が発表されました。まず「Peing質問箱」のサービス終了騒動です。8月29日にサービス終了が発表されましたが、その後事業譲渡により8月30日以降もサービス継続が決定しました。
「Peing-質問箱-」は2017年11月の公開からわずか3週間で月間2億ページビュー規模に成長した人気サービスです。個人開発から始まり、何回かの事業譲渡を経て今回の騒動に至りましたが、ユーザー数の多さが功を奏し、最終的にサービス継続となりました。しかし、マネタイズの課題は依然として残っており、今後の収益化戦略が注目されます。
また、LINEヤフーと出前館が運営していた「Yahoo!クイックマート」も8月31日で終了しました。生鮮食品や日用品を最短20分で届けるクイックコマースサービスでしたが、この市場の激戦ぶりを物語る結果となりました。ネットスーパー市場は現在非常に競争が激しく、サービスの差別化と収益性の確保が困難な状況が続いています。
これらのサービス終了は、単独の企業の問題ではなく、業界全体のトレンドを反映しています。特にユーザー獲得競争の激化と、持続可能なビジネスモデルの構築の難しさを浮き彫りにしています。
9月から始まる新制度と値上げラッシュ
9月から開始される変更事項は、私たちの生活に直接的な影響を与えるものが多数あります。まず、毎年恒例の社会保険料改定が実施されます。4〜6月の給与をもとに標準報酬月額が決まり、9月または10月の給与から新しい社会保険料が適用されます。算定基礎届の提出が必要で、給与計算に携わる方は特に注意が必要です。
同様に、保育料の見直しも毎年9月に行われます。前年の市町村民税を基に新しいランクが決定されるため、所得控除を活用して課税所得を減らしておけば保育料を下げることも可能です。これは知る人ぞ知る節税テクニックの一つです。
さらに深刻な問題として、2025年9月の飲食料品値上げが1422品目に達し、9か月連続で前年を上回る状況となっています。調味料(427品目)が最多で、たれ製品やソース、マヨネーズ、ドレッシング類が中心です。加工食品(338品目)では各種冷凍食品や水産練り製品、菓子(291品目)ではチョコレートやポテトチップス類、乳製品(138品目)を含む冷菓製品で一斉値上げとなりました。
テクノロジー関連では、Meta社のWorkplace from Metaが9月1日から利用終了となりました。正確には2026年5月31日にサービス終了予定ですが、9月1日以降は既存データの読み込みとダウンロードのみとなり、新規投稿ができなくなりました。企業にとっては移行作業が大きな負担となり、GoogleやMicrosoft、サイボウズ、LINE WORKSなどへの移行が進んでいます。
その他にも、9月8日未明からは3年ぶりの皆既月食が観測可能になり、9月13日から21日まで東京国立競技場で世界陸上競技選手権大会が開催されます。また、9月19日からはマイナ保険証搭載スマホ「スマホ保険証」が全国で順次利用可能になります。
一方で、サービス終了も相次いでいます。9月17日にはQ&Aコミュニティサイト「教えて!goo」が25年の歴史に幕を下ろします。ChatGPTの普及により、人間に質問するよりもAIに聞く方が早くて正確になったことが大きな要因です。9月30日にはSmartMat Lite、docomo with、ペイディカード、ふるさと納税のポイント還元、ブログサービス「Typepad」など、複数のサービスが一斉に終了します。
サービス終了が続く理由とビジネスへの示唆
今回観察されたサービス終了の波には、共通する要因があります。第一に、AI技術の普及による既存サービスの価値低下です。「教えて!goo」の終了は、ChatGPTなどの生成AIが人間による質問応答サービスを代替した典型例です。
第二に、プラットフォーム間の競争激化による淘汰です。Meta社のWorkplace終了は、GoogleやMicrosoftといった強力な競合他社との競争で劣勢に立たされた結果と考えられます。企業向けクラウドサービス市場では、データの継続性や安定性が重視されるため、後発のサービスが生き残るのは非常に困難です。
第三に、マネタイズモデルの持続可能性の問題があります。「Peing質問箱」のように人気があってもマネタイズに苦労するサービスは多く、最終的にサービス継続が困難になります。ユーザー数だけでは事業の継続性を保証できないのが現実です。
これらの変化は、ビジネスを行う上で重要な示唆を与えています。まず、AI技術との共存または差別化戦略の必要性です。AIで代替可能な業務は早晩置き換えられるため、人間だからこそ提供できる価値を明確にする必要があります。
以下略
#横田秀珠 #変わること #終わること #始まること #起こること #値上げ