日本郵便が住所7桁を英数字変換のデジタルアドレスと郵便番号の違い | 新潟コンサルタント横田秀珠

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日本郵便が住所7桁を英数字変換のデジタルアドレスと郵便番号の違い
https://yokotashurin.com/etc/digital-address.html
郵便番号は1968年5桁、1998年7桁となったけど桁数を増やさず何が違うのか?

ネットビジネス・アナリストとして、2025年6月4日という特別な日に、日本郵便の新サービス「デジタルアドレス」について詳細な分析をお届けいたします。日本郵便が郵便番号を5桁から7桁に増やしてから相当な期間が経過しましたが、今回は7桁からさらに桁数を増やすアプローチではなく、住所全体を7桁の英数字に変換するという全く新しい発想のデジタルアドレスサービスを開始しました。

このサービスの概要を理解するためには、まず多くの方が抱く疑問について説明する必要があります。「住所を7桁に変換する」というニュースを見て、「郵便番号が7桁でほぼ番地の手前の字程度まで特定できるならば、あと2桁程度の英数字を追加して住所を完全に置換できるのではないか。つまり9桁程度の郵便番号表示にすれば解決するのではないか」と考える方も多いでしょう。この発想は理にかなっているように見えますが、デジタルアドレスの真の革新性は別のところにあります。

郵便番号の歴史を詳しく振り返ることで、今回のサービスの意義がより明確になります。郵便番号は当初、3桁または5桁の番号として導入されました。大規模な都市部の郵便局には3桁の番号が割り当てられ、地方部や郊外地域には5桁の番号が割り当てられるという階層的な構造を持っていました。この制度が大きく変わったのが1998年(平成10年)で、全国一律で郵便番号が7桁に統一されました。

この変更は多くの人にとって記憶に残る出来事でした。それまで使用していたハガキや封筒には5つの四角い枠しかなく、追加された2桁を記入するために、既存の枠の後ろにある空白スペースに手書きで数字を追加する必要がありました。この経験は多くの人が共有する懐かしい記憶となっています。

郵便番号の割り振り方法についても興味深い歴史があります。番号の付け方には明確なルールがあり、東京の100番台から始まって、東京近郊の県に順次割り振られ、全国を時計回りに巡って関西地方、中国地方、四国地方、九州地方、沖縄県と続きます。その後、山陰地方から北陸地方を通って日本海側を北上し、山形県で99番台まで到達します。

ここで興味深いのは、山形県の隣に位置する秋田県が01番台になっていることです。一見すると秋田県から番号の割り振りが開始されているように見えますが、実際には101番台の下一桁を取って01としています。岩手県が02、青森県が03、そして北海道が04から09まで割り振られ、最終的に東京の10番台に戻るという循環構造になっています。

この歴史的背景を理解すると、郵便番号の最初の2桁は必ずしも各都道府県に一つずつ割り当てられているわけではなく、人口や地域の規模に応じて複数の番号が割り当てられている都道府県も存在することがわかります。このような複雑な歴史的経緯が、今回のデジタルアドレスサービス導入の背景にある課題の一部を物語っています。

デジタルアドレスの特徴と実際の取得手順
デジタルアドレスの具体的な特徴と取得手順について、実際のサービス画面を確認しながら詳細に解説していきます。日本郵便の公式ホームページにアクセスし、デジタルアドレスのサービスページを開くと、「住所の当たり前を変えていく」というキャッチフレーズとともに、このサービスの革新性が説明されています。

従来の住所入力の煩わしさを解決する手段として、住所のすべてを7桁の英数字の組み合わせで表現できるという点が最大の特徴となっています。ここで重要な疑問が生まれます。郵便番号が7桁では住所の完全な特定ができないにも関わらず、なぜデジタルアドレスは同じ7桁で住所全体を表現できるのでしょうか。

その答えは、数字のみを使用する郵便番号とは異なり、デジタルアドレスでは数字に加えてアルファベットを組み合わせているという点にあります。数字のみの7桁では表現できる組み合わせに限界がありますが、英数字を組み合わせることで飛躍的に表現可能な組み合わせ数が増加し、住所の詳細な特定が可能になるという仕組みです。

デジタルアドレスの実用的なメリットは複数の側面から理解できます。第一に、オンラインサービスやDX推進が叫ばれる現代において、住所入力の簡素化は多くのユーザーが求める機能です。これまでの郵便番号を利用した住所自動入力システムでは、7桁の郵便番号を入力して「住所を自動入力」ボタンを押しても、市町村レベルまでしか自動入力されず、番地やマンション名などの詳細情報は手動で入力する必要がありました。

デジタルアドレスを入力フォームに入力すれば、ボタン一つで住所の詳細まで完全に自動入力される仕組みが実現されます。この機能は、オンラインショッピングや各種サービス申込み時の利便性を大幅に向上させる可能性を秘めています。

以下略

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