ずいぶん遅くなってしまいましたが、
東名阪ワンマンツアー初日「東京」、渋谷O-WESTワンマン。
来てくれた皆さんありがとうございます。
バタついた部分もありましたが、とても楽しかった.。ぶうです。
まぁワンマンツアーもまだ名阪二本を残しているので色々言うのは終わってからにします。
今はまだ、
待ってろ「大阪」、待ってろ「名古屋」
な時期なので。
23日大阪RUIDO
24日今池3STAR
是非ともおいでくださいませ。
とは言え、
初日の渋谷O-WESTでは発表事がいくつかありました。
来れなかった人の為にそれだけまとめておきたいと思います。
まず、
ワンマン恒例、次のえんそくワンマン決定のお知らせ。
今年7月7日(日)
えんそく初となる
渋谷O-EASTワンマンが決定しました。
ビックリね。
今から皆さんのスケジュールを押さえさせて下さい。
ボクは彦星のように皆さんを待ちわびています。
皆さんも織姫のように待ちわびて下さい。
そうすれば雨が降ってもボクラは確実に会えるので。
今年の七夕はえんそくと過ごしましょう。
などと(笑)
ぶうさんが気の狂ったようなセリフを吐くくらいにバクチ(笑)
いやはや、イーストは自身最大キャパシティの会場。
ここにきて、とんでもないことになりました。
コケたらどうなっちゃうんでしょうか…頑張ります。
どうぞ応援よろしくお願いします。
そしてこのニュースを皆さんの力でも拡散していただけると嬉しいです。
まずは「えんそくがイーストワンマンやるんだって!」ってのを大勢の人に知ってもらうことからかなと。
そしてそして、
そのワンマン冒頭の映像で発表(?)された通り、
新メンバーとして
ギターのJoeが加入しました。
ジョーさん?どんな人なのか?どんな曲を書くのか?えんそくにおけるポジションは?
少しずつ明らかになっていくでしょう。
とりあえず彼はツイッターってゆう最新ツールを使いこなしているので、
えんそくの最新情報がメンバーから発信されていち早くお届けされるようになりました。
すごいね。これはとてもいいことです。
そしてそしてそして、
次が一番重要な発表。
あの日、渋谷O-WESTのステージ上からボクは、
みんながどう思ったかは分からない、けれどボクが思うにとっても重要な、
結成、解散と同義にあたる大事な発表を、
映像ではなくて自分の口でしました。
Joeさんが加入したあの日、
2013年2月10日をもって、
ボクラえんそくは「最後の」えんそくとなりました。
現在のメンバー5人。
ぶう
クラオカユウスケ
Joe
ミド
稔
この5人でえんそくは最後です。
もう二度と、
脱退も、加入も、ありません。
最後までこの5人で共に歩いてゆきます。
わーーーパチパチパチパチ!
はい!そうゆう発表でしたよ!
伝わった!?伝わんない!?
分かっていて欲しい!そんな決意表明!
今度メンバーが変わる時はすなわち「解散」だ!
この5人が「えんそく」なんだと、
こっから先はずっと!最後の最後まで!
この5人で「えんそく」だと改めてここで発表する!!
…そうだよ。
そもそもバンドなんてコロコロ始まってボロボロ終わるようなもんじゃあないんだ。
次々入れ替わり立ち代り新章に突入してみたり、そうかと思えば終幕してみたり。
そうゆもんじゃないんだ。本来は。
バンドと言うものはメンバー編成が変わる度に「~期」なんて言われるが、
じゃあその考え方で言うと今のえんそくは何期にあたるんだい?
(4人→5人→3人→5人→数えると今5期か???)
しょーもねぇーなー。
今まで何度となくメンバーの脱退加入があり、生まれ変わり続けてきた我らがえんそく、
「次は誰が抜けてどんな人が入るの?」なんて…
きっとその「~期」って数字が増えるほどに、「メンバーの絆」みたいなものは軽くなっているように捉えられてしまうことでしょう。
みんなにはそんな風に思って欲しくないんだ。悲しいんだ。
でも分かるぜ。
本来であればメンバーの入れ替えなんて無いほうがいいに決まってて、
事実、その度にボクラは(メンバーだけじゃなくてバンドを応援してくれている人達を含めたボクラは)
傷付き疲弊し、新たな活力を生み出すまでに長い時間と強い気持ちを必要としてきた。
辛かったなぁー…。
でももう大丈夫。
これで「最後」だと、そう確信できたし、そう決めたから!
今回ばかりは前言撤回は無いぜ!
信じていい!
だからさ。
色々あったボクラだけど、
ここからもう一度、
最後にもう一度だけ「始めます」よ。
今、
幾度となくやってきた改名や解散の危機を乗り越え、
この「えんそく」と言う屋号を守ってきてよかったなぁと、
ボクは心から思うわけです。
「ついてきたい奴は勝手についてこい」
そんなふうに、
きっとみんなの「自由意志」の元で集まったボクラだから、
やっぱ離れる時も「好き勝手にどうぞ」なわけで(笑)
どうだろうみんな?
それって寂しい?悲しい?虚しい?
でもさ。
それって「親友」みたいなものじゃない?
好き勝手に集まって、気の合う者同士が笑い合う。
ある意味では、
DNAに刻まれた「血縁関係」である「家族」よりも、
お互いの意思確認の元で約束された「恋人関係」や
役所に誓約書として提出された「婚姻関係」である「夫婦関係」よりも、
もっともっとすごい「繋がり」じゃない?
自由ってことはなんの保証もないよね。
不安で、一見頼りないよね。
でもボクは思うんです。
それが自分で見つけた恋ならばともかくね。
「血」も「土地」も、ボクラの人生を決める大半のものは自分で選んだものじゃなくて、
生まれる前に決められていた、自由の許されざるどうしょうもない不条理ばかりで、
家族とか生まれた町とか日本人であることとか、
もちろん大事だけど…別に俺が選んだわけじゃないよ?
当然のようにここにあって、人は当然それを愛すしかしょうがないじゃん?
(家族とか故郷とか、母国まで捨てちゃう人たまにいるけど。どうしたって完全には捨て切れないし、無関係にはなりきれないじゃん?)
でも「親友」って凄いよ。
他人だもん。基本的に。
離れていりゃあ、
過去になっちゃえば、
てんで関係の無い赤の他人だもん。
なのに、
そんな星の数いる他人の中から、
「コイツだ」って自分で感じて選んで、
なんの確認も無しにいつの間にか決まっててそうなってるんだもん。
すげぇよ。
そこにはなんの根拠も合理性も契約も無くて、
ニコニコしてられないなら傍にいなくったって別によくて、
いつやめたっていい。
なのに、
なんでかすっごく大事にするのよ。
離るのは簡単。
だからキライになっちゃうことが怖いし悲しい。
そんな出会いって奇跡みたいだ。
愛や恋の先に、人はどうしても形のある着地点を描いちゃうけど、
親友には役所に提出するべき契約が無くてよかったってボクは思うなぁ。
誰も、何も、保証するものがなくってよかったよ。
だからボクは、そこにいつでも自分の「自由意志」を感じることができる。
誇りを持てる。
それが簡単に失われる事を知っているから恐れることも悲しむこともできる。
バンドを、ライブを通じて出来る人間関係も似てると思うわけですよ。
危うい、フワフワしてユラユラした、
けれど奇跡みたいで、大切で重要な、
この「えんそく」って親友的な絆。
うん。
こいつをどうにか切れないように、
ほどけないように、
バラバラにならないように、
これから先、最後の最後まで紡いでいこうと思います。
こんな後半の話、
ライブではちゃんとできてなかったかな…。
そうです。こんな事をボクは今考えています。
なのでみんな。
この最後のえんそくをよろしくお願いします。
この5人をどうぞ愛してください。
できるならば、
喧嘩してキライキライって言ったって、
すぐ忘れてまた傍にきちゃう。
そんな感じで、
おじいちゃんおばあちゃんになるまで、
死ぬまで親友でいられるといい。