ここ数日、
「なかなか雪って溶けないんだなぁ。」
なんて思いながらチャリンコに乗って道路の車のタイヤが通った跡の横で凍ってカチカチツルツルになってる部分を足で「つぅーつーるつるつるぅー」って滑らせながら走ってみたりして珍しい東京の雪景色をボクなりに楽しんでいたんですが、
さすがにこのツアーから帰ったら溶けているでしょうか？
記憶力が絶望的に無いので例年の事など憶えているわけがありません。ぶうです。
さて、みんながモツ鍋を食ってるらしい中、一人ホテルでブログを書いています。
だってもう風呂入っちゃったんだもん。
外出たくないんだもん。
だってまさかモツ鍋とは思わなかったんたもん。
あーひもじぃ。
てことでベッドでぬくぬくしながらあの雪の日を思いだしている。
あの日もこうやってぬくぬく、起きてもしばらくベッドの中にいて、「あ、さっきまで右向きに寝てたから今度は左向きに寝よう。ごろん。」とか一人遊びみたいな無駄に神経質なことをやってて、それしながら見てたブラインドの隙間から漏れる窓の光りかたが変で、白くて、いつもと違うんで、うすうす「こりゃあえらい降っとるな？」とは思っていたんですが、
ようやっと夕方になって無限ゴロゴロ地獄から抜け出してテレビをつけて、都心の交通網がどうも大変な事になっていて、警報とかも出ていて、アラララそりゃあ窓を開けたらば、パァーッと眩しいわけだ。
隣の家の屋根がレフ板になってカッと俺を照らしてきやがって目が焼ける。
眩しさに弱いボクの目だとガンつけたみたいに険しい顔でしか見れないけど、外は白銀の世界で美しくて「わぁー」と「はぁー」の中間の「ふぅぁー」みたいな声が漏れます。
正直おったまげびっくらこきました。
久々にあんな積もりましたよね。
で、
さてと。と家から出ようと思ったら玄関のドアにズモッとブレーキがかかって3分の1しか開かなくて
玄関ドアが押しのけた雪の断面の分厚いこと！
「マジかよ…家が沈んじゃった！？」と……はさすがに思わなかったけど(笑)まぁ焦って。
こりゃあ出かけてる場合じゃあないぜ！なんせこれが明日の朝になってこのまま凍ってしまったらカッチカチで閉じ込められちまうぞっ！！
ってことで長靴を持ってない(そんな登場頻度の少ないアイテム、みんなは持っているのか！？)ボクは靴下の上にビニール袋を履いて、その足でクシャッつるん！とブーツを履いて防水バッチリ！で、するりと玄関を抜けて脱出。
もう少しデブだったら危なかったぜ！
で、雪を踏みしめたズビビッて感触で思い出した。
去年はプラスチックの小さなチリトリで雪かきをしたけど、そしたらまんまとポッキリ折れやがって、そっからあっとゆう間に一年が経って、今でもまだ玄関先にその砕けたプラスチックゴミが転がってて、我ながらどーしょーもないなぁ…って感じなんだった！！
たまには俺の脳にも有用な情報が蓄積されてるんだ！
てことでそんな脆いもんで雪には立ち向かえない！と学習済みのボク。
今年はバケツとお湯を巧みに駆使して雪と戦闘。
武器の選択はホント大事ですね。
今回壊れたのはボクの腰だけですみました(笑)いまだに右腰が痛い。
いやぁ、雪かきって重労働だねぇ…
豪雪地に住む人々の苦労の一端を垣間見て頭の下がる思いでした。
みなさん雪かき気を付けて頑張って下さい。
綺麗なものには棘がある。
つまりそうゆうことだな。
腹減ったしもう寝る！
おやすみみんな。