バンギャルと言えば変な格好だよね | えんそくオフィシャルブログ「クラオカユウスケのSeven Rock Days 2」Powered by Ameba

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「変な格好」した人ってやっぱりカッコイイなぁと思う。ぶうです。


この「変な格好」ってゆうのは、髪型にせよ服装にせよ、周りの人が見た時に「あの人変~」と思われちゃうような格好の人のことであって、断じてダサイ人のことじゃあ無い。
「変な」なんて言うと悪く捉えられるかもしれないけど、これは良くも悪くも、単純に一般に紛れない、浮いた服装の人の事を言いたいのです。
お洒落さんが高じて、レベル上げすぎて独創的進化を遂げて、一般人置き去りの独走状態になっちゃった人のことなのです。
そう。今の流行り風に言うならばガガ様状態の人とかがソレ。
お洒落とゆうのは難しいもんで。ファッションを追求し過ぎると、誰も追従できない「ヘンテコ」な人になってしまうことがしばしば。
よく原宿あたりで見かけます。
だけどもだけど、
そうゆう人を、ボクは
やっぱりカッコイイなぁって、ホントに思う。
なんじゃありゃあ!?カッコイイ奴だなぁ…って。
じゃあなんで「やっぱり」かって言うと、
はみ出した人にははみ出す覚悟があり、そんな人達がカッコイイだなんてことは当たり前で、
つい再認識するまで、あまりにも当たり前ゆえに、うっかりすっかり頭の隅に追いやって忘れていたから。
そう。
「やっぱり」カッコイイなぁと再認識させられるデキゴトがついこないだあった。


街の「人ごみ」とゆうやつは、俺にとってはドラクエの毒の沼地の様なもんで、そこにいるだけで体力をどんどん吸い取られる一種の地獄みたいに感じられて、
「この惑星には人間が多すぎるぜ」なんて中二病の発作を起こし「俺がサイヤ人じゃなくてよかったな。お前ら全員1秒で消し炭になるところだったぜ。よしどけ。マジで俺の半径1メートル以内に近寄るな。いやマジでマジで。ATフィールド全開。あぁクソッ!空気が薄い!思考力が低下する…なんだかふらふらしてくるぜ…」みたいな感じなわけで。
その中でも満員電車なんつぅものは最たるもので。
「さぁ風呂だ!」と全裸になっていざぽかぽか湯船に入らん!としたら、沸かすのを忘れていてひぇぇーーっと冷たかったって時の次くらいにげんなりする大嫌いなもんなんですが、
だけどまぁ、ドナドナよろしく、家畜の様にぎゅうぎゅうに詰められた哀れなボクラ都会のゴミ虫人間の中には、色々とヘンテコな人も混じっていて、人が集まるとそこには大小事件が起こるもので、たまに面白いものが見れるから、
ほんのわずかな差ではあるものの、冷水に足をつけるよりは得るものがあるかなぁと思うわけです。


さて本題。
先日、電車内の人の9割以上が傘を持って乗車していた、
あの東京にがっつり雪の降った日の翌日。
うまいこと最悪なタイミングで通勤のラッシュに巻き込まれまして…クソファック!バンドマンはネクタイと通勤ラッシュには縁の無い素晴らしい人種のはずなのにっ!と憂鬱になったぶうさん。
別に「人間観察」なんていやらしくて趣味の悪いことをしていたわけじゃあないのですが、ドアが開いて乗車してすぐの、イスの端の手すり(ポール)のところに立ち位置を固定してゴトゴトガタンゴトンと揺られていたそのすぐ目の前でなかなか興味深いことが起こりましてね。


登場人物は4人。


まず俺の目の前、ポールを挟んでイス席の一番端には中東系の外国人、ジャニーズの錦戸を黒くして坊主にしたような細マッチョなお兄さん。仮称、錦戸。
その隣に座っていたのは、もはや顔も思い出せない、髪型も服も思い出せない、ある意味この都会のジャングルに最も巧みに潜むことに成功した忍者のような女。年齢は俺と同じくらいか?20代中盤から後半といったところだろうか。まぁまぁ綺麗なOLのお姉ぇさん。仮称、都市型くのいち。
そして、そのくのいちの前に立っているのが今回の主役、俺の中ではまさに千両役者と呼ぶに相応しいそのいでたち。
舞踊家か華道家か茶道家か何かだろうか?もしも趣味で着ているならばそのお洒落クオリティたるや「スペースシャトルの先端はこの小さな町工場でしか作れない」って感じのハイグレード、江戸時代からタイムスリップしてきたみたいな粋な和装の男…いや、ここはあえて「漢」
身長は180くらいで特別大きかったわけではないが、サラリーマンだらけの電車内では超浮いてる格好。存在感がすごい。
日本人なら「あそこに変わった人がいるなぁ」って心の中で思うだけ、外人なら「わぁおサムライ!トノサマ!」とカメラを向ける。
顔はエラが張って彫りが深く、マリオに出てくるドッスンを首の上につけたようなゴツイ感じなのだが、くりっとした二重の目の優しさと厳しさを兼ね備えた、静まりかえった湖の様な落ち着きが「コイツ絶対ぇ一般教養の上を行く礼儀作法を身に着けていやがるっ!」と感じさせるハイソなオーラむんむん。仮称、ドッスン。
(微妙にパパイヤ鈴木みたいな顔だ。分かるね?)
そして黒人錦戸の前、頑張れば俺に右ストレートが腕をめーいっぱい伸ばしてジャストミートするくらいの位置に、眠くて眠くてたまらないのだろう、つり革に重さを預けた右手、その右手に重さを預けた左手、うつらうつらと睡魔に襲われている専門学校生、もしくは美大生風の、ロキノン系聴きます!みたいなガリガリに痩せたスキニーを履いた、マッシュルームカットの男。仮称、えのき。
さて、今回。このえのきがちょいとした問題を起こしたわけよ。
えのきの奴、傘を左の二の腕に引っ掛けて眠りを貪ろうとしていたわけだが、この傘がまた短めのビニール傘。
その絶妙な長さたるやまさに人を苛立たせるにはもってこいのナイスリーチ。
腕にかけた傘の先端はちょうど前に座っている錦戸の右のふとももと、お隣りのくのいちの左のふともも、その上空わずか数センチをゆらりゆらりと揺れている。
ぐぇ…こいつはうっとぉしい…。
もちろん座っている二人は怪訝な表情だ。
「なんなんだコイツは…早く自分で気付けやカス…」
って感じでなるべく気にしないように努めている。
しかしこのえのき、誰も何も言わないことをいいことに(まぁ気付いていないだけなんですが)じょじょに眠りの深度が深くなっていく…電車がガットンゴトンと揺れるたびに傘の揺れもぷぅらんぷぅらん激しくなる。
ついには傘の先端はくのいちの顔の目の前をふらふら。
これには溜まらず後ろにのけぞり顔をしかめるくのいち。(これでもキレて傘を取り上げないのだから日本人女性のなんと我慢強いことか!良くも悪くもね!)
しかしそれに比べるとさすが外国人男性は行動力があると言いますかジェントルと言いますか、この状況をみかねた錦戸、ついに傘の先端をキャッチしようと手を伸ばす。
「レディが迷惑しています!」ぬっ!!
しかしそこは「酔拳」ならぬ「睡拳」。
眠れば眠るほどにぐにゃんぐにゃんと変幻自在。車体の揺れに合わせ予測不能に揺れる忌々しいビニール傘。
2回トライするも錦戸の伸ばした手は空を切る(笑)あわれ優しき外国人よ(笑)


俺はこの段階では、
えのき・・・論外のバカ。人様に迷惑かけんな!でもまぁ眠いのはちょっとしかたない部分もあるよなぁ。
錦戸・・・てゆうか錦戸がさっさと言えばいいんだよ。言葉で言わなくてももっと早い段階で傘を手でのけるとか意思表示をすればえのきだってまさか逆切れはせんだろうし(もしそんな事になったら周りの乗客は皆錦戸の味方をするだろうし、えのきは本当のクズに成り下がっちまうから。)錦戸が本当のジェントルならば隣の女性にそこまで被害が拡大する前に勇気を出して停めるべきだったんだ。どこまで行っても「傘狙い」なところが甘いぜ。本当に止めるつもりならば「えのき本体」を狙えばいい。
くのいち・・・かわいそうな被害者ではあるけども、まぁ、同情はするんだけども、俺の嫌いなタイプだね。日本人の国民性から考えても言い辛いのは分かるんだけどさ、我慢するならする、しないならしない。なんでこう女性って自分からは何もしないくせに被害者を演じることにはこうも必死なんでしょう…。のけぞらないといけないくらいに傘が眼前にやってきているのに何も言わずに、これでもかと顔をしかめ、加害者が気付いて謝ってくれるのをただ待っているのです。


てな感じで三者三様、ちょっと考えの足りない人たちだったので、「あぁやってるやってる」と思って遠巻きに見ていた(もしも俺がえのきの隣にいるか、座っている二人のどちらかだったならば、もっともっと早い段階で対処していたはずだ。まずは逆に眠るフリをして、俺の傘をえのきのお洒落なパンツもしくは靴にガンガン当てる。さすがのえのきもこれは眠気よりもむかつきが勝るだろう。何か言ってくるにせよ何も言ってこないにせよ、えのきが気付いたらそこですかさず俺はえのきに謝る。すんなり、しかし心から悪いと思っているように謝ってみせる。こうすればえのきは悪者にならずに「俺も気をつけなきゃな」と自分を正せるし(えのきだって悪気があってしたわけでは無いのだ。眠くて仕方が無かっただけなのだ。ただ考えが及ばなかっただけで、それを俺が正義漢むき出しで注意して周囲から「まぁどうしょうもない人」と思われてしまうのもかわいそうと言うんもんだろう)、そして周囲で迷惑をこうむった他の人も少しは気が晴れるだろう、俺が悪者になることで皆が救われる万々歳の展開だ。)
しかし、ここまで時間にして実は数秒(笑)
えのきの隣ですっと姿勢を正し立っていた漢、ドッスン。
おそらく漢は下などは見ないのだ、だからえのきの腕にぶらさがった迷惑な傘の先の行方などには気付いていなかったのだ。


が、


錦戸が手を伸ばしたことでドッスン、
ついに目の前の女性が被害を受けていることに気付いた。
すぐさま行動を起こすドッスン。さすがだ。
ヘンテコな格好の人は覚悟が違う。
周りからどう思われるかよりも自分の道を信じているのだ。迷いが無い。
左手で素早く傘を制し、右手でむんずとえのきの肩をつかむ。
ふらふらしていたえのきがビクッと停止。
お?何だ何だ?どうなる?
とワクワクな俺。
この見るからに正義漢かつ強面のドッスン。はたしてどう出るのか?
ここでまさかの一喝か?
車内拍手喝采のヒーローとなるのか?


いや、
ドッスンはそんなやかましいことはしなかった。
ドッスンは満員電車で「うるせぇなぁ?なんだなんだ喧嘩か?」とか事情を知らないその他大勢の人様の迷惑になるような派手なことはしなかった。
むしろ、ドッスンは一言も言葉を発することさえしなかったのだ。
その動きは優雅に、限りなくスマートに。
肩を掴まれ我に返ったえのきの目をまっすぐに凛と見つめる。
驚くえのき。
自分の腰のあたりで傘ががしっと掴まれ微動だにしない事に気付く。
「え?何故に俺の傘を掴んでいるの?」
と0、2秒間くらい考えただろうか?
それともアホだからただ思考停止して驚いていただけだろうか?
えのきが意識を取り戻したところで傘を握っていた手をサッと前に出すドッスン。
まるで社交パーティでイスに腰掛けたレディに向かい「お嬢さん踊りましょう」と手を差し伸べるが如く?もしくは「こちらがこの国で一番気品に溢れると言われる姫様でございます」と紹介するかのように、スッとくのいちの前に手を出すドッスン。
そうジェスチャーだ!
手の動きと目配せだけで、周囲には感ずかれずに当人にだけに
「このお嬢さんに迷惑をかけていましたよ」
と伝えたわけだ。
ハッ!とするえのき。
「あぁ!これは、どうもすみません!」
と、くのいちに謝る。
さすがの眠気もさめただろう。
そしてこの注意を促してくれた紳士に恐縮し、小さな声で「(教えていただいて)どうもありがとうございました」とえのきが耳打ちするのを俺は聞いた。
(俺が聞こえたのだから耳打ちとしては成立していないほどの声量だったわけで、それがえのきの動揺をモロに体現していたんですが。)
これは素晴らしい。
爽快だ。まったく不快になどならない紳士のやり方だ。
俺が考えたような理詰めでダーティなやり口とは違う。
雰囲気、まなざし、心、みたいな要素ありきで成立する高等でお見事な立ち振る舞いだ。
まさに堂々だるもの!
覚悟を持って我が道を行く者(満員電車に和装で乗ってがっつり浮いても凛としている漢)ならではの華麗な解決方法だった!


でもまぁコレ、
よく考えるとドッスンに被害者認定されていない錦戸はかわいそうだよな(笑)
謝罪されてもいなければ、傘をつかみにいった腕は空ぶってかっこ悪いし、ちょっと残念とゆうか、マヌケだっただけだ。
まぁあまりにもドッスンのジェントルが勝ってしまったな…人のいい外国人なのにかわいそうに(笑)


そしてこの話、
どう考えても一番にクズ鉄人間なのは?
分かるだろうか?
一番なってないのは被害者であるところのくのいちなのである。
なんせえのきが声に出して謝罪をしたところで反応は会釈一つ。
見てるこっちとしてはそこで「いえ、大丈夫ですよ」とかなんとか、例え思っていなくても声に出して言えれば、この女もなかなかにスマート、気持ちのいい奴だ!
多少不快な思いはしたけれどもこれでみんないい感じで収まった、えのきも謝ってよかったなぁと救われるってもんだ!
この女はなんでそれが言えないのかねぇ!?
もちろん被害者には加害者を許さなきゃいけない義務は無い!!
だがしかし!
誰かに心から謝られた時、「気にしないでください大丈夫ですから」と言える気持ちのいい人になりなさいっ!!!とボクは言いたい!
だってその運びにする為にドッスンだってあんなに流麗な謝罪の促し方をしたのだ!完璧だったのだ!
えのきはあくまで「謝らさせられた」のではなくて「自分で気付いて謝った」のだ!
そう成立させたのはドッスンで、自分の罪に気付いて自主的に心から謝ったえのきに対して、くのいち何かしら心ある言葉を返してやるべきだったんだ。
それだけじゃあ無い!
くのいちがもっとできる女だったならば!
えのきに謝られた時に、できるならばドッスン同様スマートなジェスチャーで「こちらの方にも迷惑かけてましたよ」と、錦戸への謝罪も促してやるべきだったのだ。
そうすれば錦戸も救われたし、
もっと言えば、
失敗したとはいえ錦戸はくのいちを助けるべく傘へと手を伸ばしたのだ!それについても一言お礼があってしかるべき!
「さっきはどうも」となぜ言ってあげなかったのか!!!
故郷を遠く離れた東の果ての島国で、錦戸は見ず知らずの女性をジェントルむき出しで助けようとしたのだ(失敗したけどもね!)、それをなんだ、一枚上手のサムライガイにいいとこもってかれた挙句、うっとおしい傘を耐え忍んだことすらも報われず…ホント哀れな奴だ。
そして一番滑稽だ(笑)


もしもこの一件、くのいちが錦戸に謝るようにえのきをうながし、さらには「さっきは助けようとしてくれてありがとうございました」と一言錦戸に言えたならばどうだっただろう、
紳士過ぎる漢・素直に謝れる若者・気の利く優しい女性
おぉ!ビューティフルジャパン!!
日本人への評価うなぎのぼりだったではないだろうか?
しかし、くのいちが何にも喋らないおかげで、ともすれば
日本人には気が利くが外国人の私には気付いてくれなかった漢・素直に謝るが外国人にまでは気の回らなかった若者・俺も被害にあってたの知ってるくせに、俺だって助けようとしたのに…だのに放置する女性(泣)
となってしまわなかっただろうか!?
錦戸よ!大丈夫か?日本は素敵なところだ!日本人は皆優しい!!
……俺は不安だ。


そしてえのきが、本当に降りる駅だったのかは定かではないが、次の停車駅で降りる時(もしも本当に降りる予定の駅だったのなら、えのきは二重にラッキーボーイだった。あの様子じゃあドッスンに起こしてもらえなかったら降り過ごしてしまっていた可能性が高いだろう。)
おそらくえのきもドッスンのその優雅で素敵な振る舞いに感化されたのだろう。
降り際にはすっかり紳士になって、もう一度、くのいちに謝り(もちろんくのいちは無言だ!バカ女め!)、ドッスンに「本当にありがとうございました」と、まるで「不良だった自分を更正させてくれて」と前につきそうな感謝をのべて去っていった。
うん。お洒落ぶったナヨナヨあんちゃんだったが、えのき、意外と清清しい奴だ!
そして次の駅でドッスンが降りていったが、その時ももちろんくのいちからお礼の一言はなかった。えのきが降りていく時の対応に何も思わなかったのか!?もはや自分の中ではこんな小さな事件は終わった事になっているのだ。もうどうでもいいし無関係なのだ。都会人の心無さは東京生まれ東京育ちの俺から見ても異常だぜファッキュー!
その後俺が下車するまで、錦戸からもくのいちからも何のアプローチも無いままだったのを見ると、結局最後まで錦戸は報われないままだったのだろう。残念無念。
ならば果たして、
俺はくのいちに「アンタこの外人さんにお礼したほうがいいよ」とかなんとか言うべきだったのか?
それとも錦戸に直接「あんた見ず知らずの日本人を助けようとするなんて偉いね」などと言えばよかったのか?そんな上から目線の発言アリ?
何にしてもくのいちは自分の至らなさを指摘されてとても不快になるだろうな…。


ほら。


こうして見ると明らかだ。
今回の登場人物を比較してみると皆さんにもよく分かるでしょう。
お洒落な順に素敵な人だ。


和装で目立ちまくりのドッスン
(最高にカッコイイ!)


マッシュルームカットで高円寺系のえのき
(素直で好感が持てる!)


そもそも論黒人だから目立ってる錦戸
(残念!!)


社会に溶け込むが如く印象に残っていないくのいち
(お話にならねぇっ!!!)


昔俺の友達がファッションについてこう語った。
「服なんて目立たなければそれでいい。あまりダサイと悪目立ちするから、それなりのものを、周りと同じようなものを着ていればそれでいい」
おぉ、なんと悟った意見が。
確かに一理あるんだろう。
可も無く不可も無く…そうやって生きていけば被害は最小限に食い止められ楽に生きれるのかもしれない。
ただし、
楽に生きるのと素敵に生きるのはまったく別もんだ。
目立つ事は覚悟すること。
人にどう思われようと我が道を行くこと。


今回のドッスンの様に完璧でなくともいい。
それが例え悪い意味で目立っていてもいい。
ヘンテコと思われる格好をしている人は、ズバリと自分を出せる人なのだ。
主張できる人なのだ。
一番害になるのは、自分をあたりまえに押し殺して、目立たないように黙りこくってる奴なのだ。
くのいちなのだ。
100歩譲って。
お仕事や守らなきゃならないTPOってもんもあるだろう…。


だがしかし。


バンギャルよ。
だから君らはもっと気持ち悪くあれ。
悪目立ちするほどにむき出しのV系趣味であれ。
合コンウケするような格好でライブに来る必要は無い。
えんそくのライブを知らない人が見た時に
「えんそくのファンヤバくない?気持ち悪いよね」
と言わしめろ(笑)
V系のライブなんてそれくらい覚悟を持った選ばれし者の集うコアな集会でかまわないと俺は思っている!(笑)
2012年V系業界に蔓延る「一般ウケ」に牙を剥け!
女性アイドルがV系好きを自称しても許されちゃうような生ぬるい状況を打破しろ!
学校で孤立しろ!(笑)
V系いいよねとかのたまう一般人を拒絶しろ(笑)


うんうん。
そうゆうひねくれた人好きよ俺は。


「変な格好」した人ってやっぱりカッコイイなぁと思います。