夏休みっていいよねぇー。大人にはないの。 | えんそくオフィシャルブログ「クラオカユウスケのSeven Rock Days 2」Powered by Ameba

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忙しくなると辛い辛くないに関わらず旅に出たくなるのよね。ぶうです。

さて、えんそくは今月末30日31日とスリーマンがあり1日は渋谷が大変。
とんでもなく豪華なスリーデイズを控え、
その上、次回シングル「魔冬のマルコム」(10月2日ワンマンで先行販売)収録曲のアレンジを詰めているところなので、なかなかに気持ちが休まりません。


こんな時は都会を離れて静かな場所で、ただただ打ち寄せる波だったり、ゆっくりと動いていく星々だったり、木々のざわめきだとか木漏れ日の揺らめき、小川のせせらぎや鳥のさえずり、そんなものをのんびりと心行くまま、ただただ感じていたい…。
と、そう思うのですがそうもいかないのです。
ありがたい忙しさを全力で乗り切らねばならんのでね。
だからせいぜい完璧にエアーコンディショニングされた部屋でごろごろごろごろしながら、窓から差し込む光に舞う小さなホコリをながめて、
遠くから聞こえる自転車の音とか近所の人の練習してる楽器の音とか、子供の声とか、それから蝉の鳴き声とか、そんなものを改めて深呼吸するみたいに体内に吸収して癒しを得るくらいしかないのです。


じゃあまぁ現実はそんなとことしてだ。
みんなは旅に出るとしたら何処に行きたいですか?


ボクはね。
中国から入ってタイを経由しインドを目指す。
そんなベタエベタに人生観変わってしまいそうな旅にも凄く憧れがあるのですが、
今はそこからさらに南、
モルディブに行ってみたいなぁと思っています。
俺も特別詳しいわけじゃあ無いんだけど、まったく全然知らないぜっ!って人のために説明しておくと、
モルディブ共和国ってのは珊瑚でできた島がいっぱい集まってる国なんだってさ。
だから海にぽつぽつあるんだね。海抜がすげえ低いわけよ。
でだ、地球温暖化の影響でこのまま海面が上昇すると、なんと今世紀中(つまり俺達が生きてる内にはってことだ!)にはそのほとんどが海に沈んじゃうんだって。(現地では現在進行形でえらい騒ぎなんだろうよ)
いやぁ。島がその速度でなくなっちまうってのは凄いねぇ…。
地震で日本列島が動いた!とか、ハワイは日本に近づいてる!とかの比じゃないよね。
もしかすると俺達のひ孫の世代が大人になるころにはさ
「ここは今海だけど昔は国があったんだよ」
「うっそーん。超不思議発見。ロマンねー」
てな具合になるかもしれないよ。
いや、なるだろうね。
戦争を知らない子供達ならぬ「モルディブを知らない子供達」
(モルディブの人々のガチな心配をよそに物凄くお気楽な発言でアレですが…)
まぁ今しか見れないものを見ておきたいと思うのは自然な発想ですが、
このさぁ「沈んでしまう島(国)」ってのがなんだかまるで「ムー大陸」みたいじゃんね。
「俺のひぃじぃちゃんはムー大陸に行ったことがあったんだってさ」
みたいなね(笑)
「あれ?ムー大陸だっけな?モルディブだっけな?」
みたいなね。そこがごっちゃになっちゃう世代みたいなね。
よく分からない?
とにかく不謹慎にも妙なロマンを感じてしまうわけだよボクぁ。


うーん。
にしても大変だよなぁ。地球温暖化。
今は原子力発電が叩かれてるけど、そう考えると火力発電も考え物だしねぇ。


ま、とか言いつつ俺の部屋は完全にエアコンディショニングされているし、俺はモルディブにも行かないんだ。はははは。
ホント言ってるだけ。


「思う」ことと「実行」することの間は「遠くにいる他人の心配をする」ことくらいに悪意の無い無意識の嘘がぎゅって詰まっててね。
程遠いぜ。
「よし!次の新曲は「愛」をテーマに書いてみようかね!」
なんて思ってみたけどできたら全然違ってたからね(笑)


「魔冬のマルコム」
だいぶ攻撃的な内容になりました。
えんそく史上最もアグレッシブな一枚になるかもしれない。
「怒り」や「憤り」ばかりが詰められておる。むむむ。


頑張って作るのでお楽しみにしていて下さい。