久々のライブだから23日楽しみだなぁー。
とか思ってたら「あっ!!まほろばの事すっかり忘れてたっ!」ぶうです。
知ってる方も多いかもしれませんが、
先月から始めた月変わりの「えんそくフリーペーパー『まほろば』」(物販で何か買うともらえます)
各メンバーがコーナーを持つこいつに、わたくしぶうは連載小説を始めたんですが、
(反響はほとんど無いですね・・・不人気だとミド編集長によって打ち切りにされしまうとか・・・笑)
すっかりそのことを忘れておりましたよっ!
やべぇやべぇ。23日までに執筆せねばっ!アルバム制作の合間をぬって!(笑)
ちなみに俺の処女作となるその連載小説の内容はと言うと、
「普段は活字なんて読まないのよっ!」って少年少女達にも分かりやすい(と思われる)
ズバリ探偵小説!(ミステリーになる予定だが第一回ではあまりの短さにそのカケラも見えず・笑)
当初編集長からは
「ズッコケ三人組」くらいの分かりやすいやつを!
とオーダーされてたんですが・・・逆に難しいよっ!
てなわけで、
結果、「金田一少年の事件簿」くらいの、高過ぎもせず、低過ぎもしないってレベルを目指す事にしました。
もちろん毎月変わるフリーペーパーに掲載する以上は
どの月の物を読んだとしても「単品で面白い」話を毎回作ろうと思っていますので
「あぁー第一回もらいそこねたー」
「誰もコピーしてくれる人いないー」
って人もご安心を!
しかぁーし!
そこはせっかくの連載、つまりは長編小説!
みなさんの第二回への期待を高める意味も含め、ここで第一回のあらすじをまとめておきましょう!
タイトルはその名も!
「バンギャル探偵骸島夜子」
なんとゆうラノベ的ネーミングセンスかっ!と思われるだろうがそこは仕方が無い!ボクぁ現代に生きる若者!それにシロートだもの!
さぁ、肝心の第一回!書き出しはこうだった!
◇◇◇◇
最近の子の間じゃあ、やれブラックホールだの手刀だのと新しいライブハウス(うん。私からしたらどちらも最近のもんだ)が「V系の箱」として認知されつつあるみたいだけど、
やっぱり私としちゃあ池袋のライブハウスと言えば東口、サイバーだわ。
もうすでにその感覚がオバンギャ!?いやいや!そうやってすぐに「アタシってもうオバンギャ!?」とか考えるのはバンギャル特有の悪癖だな!うん!ふざけんじゃねぇ!そんなこと言うガキがいたらぶん殴ってやる!23はまだ若いっつぅーの!
などと考えながら、骸島夜子はその病的に白く細い腕で、カシスオレンジ(正確には、ドリンクカウンターで取り替えてから10分が経過し、氷が溶け薄まってしまったカシスオレンジの水割り)を飲み干した。
「やれやれ。にしても・・・久々に来たけど、本当に狭いな。そんですでに暑いし・・・。」
池袋の「V系の箱」として業界では知らぬ者のいないライブハウス。池袋サイバー。
夜子はその客席の最後部、楽屋と客席の「仕切り」として吊るされた暗幕のすぐ前に立ったまま、
そこに集う10代の「ガキ」どもを見わたしてみた。
◇◇◇◇
そう。この小説は、書き出し、タイトルからもわかる通り
バンギャルが主人公なのだ。
10代の頃は神宮橋でぶいぶい言わせた元筋金入りのコスプレイヤー。
「蜉蝣やムックがインディーズで全盛の頃は一番よかったなー」とか思ってるバンギャル上がりかけの23歳。
そして常識はあるけどちょっとひねくれた、そんな女の子、骸島夜子(もちろん偽名!)がこの物語の中心、「探偵」なのだ!
名探偵夜子はコスプレチーム時代の友達に誘われ、久しぶりに池袋サイバーにライブを観に来る。
しかしこの友達ってのが昔とはすっかり変わって、今じゃ「繋がり」丸だしで2階の関係者席に堂々と座っちゃう「ちょっと痛いバンギャルちゃん」・・・
そんな「友達の彼氏」がVoを勤めるバンドの、なんとその日は解散発表にして、同時に解散とゆうラストライブ!
うーんこりゃあ大変だ!
さぁBGMが上がり客席の明かりが落ちる。幕が開くぞー!
しかし!まさか、たった今幕を開けたのが、血塗られた、まさにラストライブ、死のライブだったとは!
ってここまでが第一回のあらすじ。
はははは。
そうなの。
まだ何の事件も起きてやしねぇ!(笑)
はてさて。第二回ではどこまで書き進められる事かねぇ・・・。
せめて被害者が殺されるとこまでは行くんだろうね。
ね。先生?(あ、俺の中のね・・・)
てことで、
みんなライブに来てちゃんと「まほろば」を貰おーー!
お楽しみに!