掛川城のもう一つの大手門(油山寺山門) | 遠州つれづれフォト記

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掛川市で生活をはじめた「りゅう太」の日常生活から遠州路のきまぐれフォト記

 掛川城の入り口南東にある大手門が、復元されたとはいえ、

 ここだけと思っていました。

 先日袋井市にある遠州三山の一つ油山寺 を訪れた時、

 油山寺山門は、江戸時代初期建立された掛川城の大手門を

 明治6年(1873)、移築した門であるとし、城郭造り、前後庇付

 入母屋造り、重層本瓦葺き、漆喰白壁です。

 角総欅材を使い、正面の大扉は楠の一枚板を使用などと

 と書かれていました。 


 掛川城にある大手門(左)、油山寺山門(右)
遠州つれづれフォト記-大手門0A  遠州つれづれフォト記-油山寺A

 掛川城と油山寺山門の説明文
遠州つれづれフォト記-案内1A  遠州つれづれフォト記-山門案内


 掛川城の大手門と油山寺山門を写真で比べてみました。

 一見似ていますが、結構違っている個所がありました。


 掛川城の大手門(左側全列)と油山寺の山門(右側全列)
遠州つれづれフォト記-大手門1A  遠州つれづれフォト記-山門2A


遠州つれづれフォト記-大手門左A  遠州つれづれフォト記-山門3


遠州つれづれフォト記-大手門左屋根A  遠州つれづれフォト記-山門左A


遠州つれづれフォト記-大手右屋根A  遠州つれづれフォト記-山門裏中央A

 遠州つれづれフォト記-大手門左屋根A
遠州つれづれフォト記-大手門11A  遠州つれづれフォト記-山門4A


遠州つれづれフォト記-大手門21A   遠州つれづれフォト記-山門裏中央B


 復元された掛川城の大手門は正確な姿を伝えていものでは

 ないようですが、二層式の櫓門(楼門)、二階は漆喰塗りで

 格子窓付きの門櫓をおき、ひさし屋根を付けた大手門

 当時の面影を留めていることは確かなようです。


 なお、掛川城の大手門・番所は掛川市指定文化財ですが、

 油山寺の山門は国の重要文化財となっています。