4月ダウン症のあるお子さんのための療育教室 | 障がいを持つ子供の将来を見据えた海外療育

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コロンビア大学院で特別支援を学んだ療育の専門家が個々の将来を考慮した子供の成長を伸ばす方法論を事例と一緒に紹介します。

 

  4月ダウン症のあるお子さんのための療育教室

障がいをもつ子供達に米国式・脳と体からのアプローチで認知力向上を目指し支援者の育成をしている療育コンサルタントの竹村文です。

 

4月からダウン症のあるお子さんのための療育教室の新先生である小松よしこ先生から先日開催したお教室のレポートが届きました。

 

 

 療育教室始まりました!

4月のダウン症のお子さんのための療育教室が始まりましたー。

4回連続のこの療育教室。
今日は初回でしたので、

初めに、あや先生がいつも大切にされている考え方、「平等と公平の違い、お子さん一人一人に合ったサポートをしていくことをお母さんに説明されました。
海外のインクルージョンの考え方ですね!

 

 

 

 

そして、毎日の生活の中にルーティーンとして取り入れてほしいマッサージと揺れる感覚を最初に行います。


お母さん、体力が必要ですね!
すごい!!



いよいよ、楽しい教室が始まりますよー。
お靴を履いてくださーい。


しっかりした歩行を目指そうね!



ご挨拶のお歌。
お名前を呼ばれたら、「はーい」てお返事できるかな?


恥ずかしそうなお顔。お母さんと一緒にご挨拶できましたね。




すると、あれ~?蝶々が飛んできたよ。



ひらひらひら~、


子どもたち、飛んでいる蝶々をしっかり見ていますね。


ピタッ、自分の体に止まったよ。
触ってみようかな。


子どもの見る力を育てています。





そして、今日の仕掛けが登場!!

象の鼻から、蝶々が次々に出てきますよー。



あれ?何だろう??
みんな不思議なお顔。


音楽と一緒に蝶々が出てくるからビックリ。


網を持って、捕まえます。


何度も何度も繰り返し楽しみながら、見る力、目と手の協応を育てていきます。


片付けもみんなでやりますよ。





次は、蝶々を捕まえに探検に行きます。

網を持って出発!!


不安定な足元でも、あや先生やお母さんのサポートを受けながら、一歩一歩しっかり歩行していきます。


あ、あそこにいるのは蝶々?

風船に止まっている蝶々を網で捕まえます。


しっかり見ることが難しい時は、ライトを使います。


たくさんの蝶々を捕まえることができました!


あー、楽しかったね。


楽しいと脳がリラックスして、
子どものベストパフォーマンスを引き出します。


ここのお教室は、
訓練ではなく、楽しむところ、
安心できることろ

だから、成長に繋がっていくのですね。




最後は、指先を使った遊びです。

教材ボランティアさんが作ってくれた教材を使って、同じ色や形を見つけて、くっつけたり、剥がしたり。


お母さんもいつの間にか笑顔になっています。

お友達との交流も楽しいね。




4月のテーマ「蝶々」を使って、
見る力、粗大運動、微細運動に取り組みました。
そして、子どもは体験から学んでいくので、季節の概念も取り入れました。




活動終了後は、あや先生とお話タイム。
毎日の生活の中で困っていることや不安に思っていることを相談したり、アドバイスをいただいたりしました。




・半年後、一年後に出来るようになっていることが目的。お友達との比べないことが大切だよ。


・正しくやるより、積極性、自主性が大事だよ。
子どものやりたいことをさせてあげてね。


・毎日の生活の中で、便秘の解消、睡眠を気にかけてあげてね。




お母さんにとっても安心安全は大切。
継続して子どもの成長を見守ってもらえるのは心強いですね。



次回は、5月2日です。

またみんなで楽しく活動していこうね。

 

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