徐々に楽器の形をしてきたトイピアノ。

次は発音部分の鉄琴部分の修理をします。

この鉄琴部分を止めている釘には、糸が巻きつけられていたようで。
釘と発音部分が触れあわないようになっていたみたいです。

 

30個×2か所の計60回。

糸を巻きつけていきます。
地道に、大事な作業を続けます。

 

アクションも付いたし、糸も巻いたし。

これで発音構造のパーツが完成!

 

そして最後に。
鍵盤を本体に取り付けていきます。

 

鍵盤の裏側にある溝に、布を挟み込んで固定していきます。

本体の木材も鍵盤も使用感があり、歪みもあり。

鍵盤同士を等間隔に接着するのが、至難の業。

慎重に、慎重に。

作業を進めます。

 

そして、組み立て完了!

 

あとは、微調整。
タッチの悪い部分や発音しにくい所などがないかどうか、確認。

そしてついに完成したのがこちら。

今回、外側は何も触っていません。

 

 

その美しさは、アンティークならではの趣が伝わってきます。
グロッケンのような透明感と、ちょうど良い残響が残る、豊かな音色が蘇りました。

今回、大型のトイピアノをリペアしました。
100年前の音が蘇り、とても心浮き立ちました。
また機会があれば、トライしてみたいです。

皆さんのお家にも飾っているだけで音の出ないアンティークのトイピアノがありましたらぜひご相談くださいませ♪