すっかり暑くなってきましたね。
日中はエアコンを付けようかと思うくらいに。
でも今付けちゃうと、真夏を乗り越えられるのかと思い。
扇風機でやり過ごしてる日々です。

さて、先週末にアコーディオニストの松原智美先生主催の公開セミナーへ聴講に行ってきました。
そう、前回、受講生として参加したセミナーです。

 

今回の指導は東京を中心に演奏活動をされている、檜山学さん。
受講生の方はアメリカンな音楽からピアソラまで。

幅広く4名の方が受けられました。

今回のセミナーを聴講して。

ピアノピアノとはタッチが全然違うなぁ、、、というのが印象的で。

そのことについて、書き留めておこうと思います。

ボタン式(クロマチック)を弾いているので、違うのは当然ですが。
弾く際の意識の持ち方を変えると、上手くいくようです。

例えば。

私の師匠のレッスンを受けていて。

速いスケールを弾く場合(ミュゼットのスケールの装飾など)。

ピアノだと、1,2,3,4,5の指を使って手の移動を最小限にして弾きますが。

アコーディオンでは同じボタンの配列をスケールで続ける場合。

(1,2段目だけetc.)は、1,2の指だけ、1,3の指だけで弾く方が、軽い音色で弾けたりします。
楽器独特の、粒のそろった音色になります。

 

(ex:こんな指使いで)

…ということを最近思っていて。

セミナー内でも、キーのタッチについて教えていただきました。
ピアノだと鍵盤に深さがあるので、底まで弾く方に意識を持ちますが。
アコーディオンだと底も浅いので。

むしろキーを「叩く」のではなく「離す」方に意識を持って、抜く練習が大事だと仰ってました。

さらに。

ピアノは原理として音が減衰していきますが。

アコーディオンは蛇腹によって音が持続するので。

歯切れ良い音にするために、ベント(半押し)の練習も大切にしなければいけない、との事でした。
アコーディオンは穴にフタをして空気の流れを止めていますが。

それを少しだけ開けて弾けるようにすると、本来の音程よりやや下がった音が出ます。
その状態で弾くと、最初は手にとても力が入ってしまいますが。

徐々に脱力できるように練習したほうが良い、とのことでした。

また、グリッサンドでも底まで押さえることなく、滑らせると良いとのこと。
実践して下さると、粒のそろったパキッとしたキレのある音色!

聴講生からも、おぉ~!と声があがっていました。

その他。

当然ながら弾く時の身体の姿勢について。

ベローイングについて。
メロディと伴奏のバランス、普段の練習方法など。

日々の見えない努力がいかに大事か等々、仰っていました。

確かに。

師匠からもスタッカートの練習がとても大事だと再三言われてますが。
今回は違った視点から、改めてその大切さに気付かせてもらえました。

実際に、家に帰ってこれらの練習を実践しているのですが。

聞くのと弾くのとは大違い!!!!!
キーを離す時は拍頭ではないので、どうしてもキーを押す方に意識が戻ってしまう。
ベントも音が「出そうで出ない」状態。

「うぅ!こんなはずではっ」とストレスを感じてしまいます。

まだまだ出来ない事の方が圧倒的に多く。

ついつい適当に弾いてしまいがちですが…。
逆に。

これらの事が出来るようになると、少しでも頭に描いている音に近付く事ができる!
そう思うと、襟を正して、焦らす、地道に。

ひとつひとつの音を確認しながら、練習していければ、と考えてます。