今年の終わりに | ENSEMBLE ni-ke

今年の終わりに



チバさんの訃報、そして尊敬する師匠の訃報、さらに追い討ちをかけるように10年ぶりにインフルエンザに罹り1週間病に臥せっていました。


病院からイナビルを処方されましたが全く効かず、5日間高熱が出続けました。死にはしないと頭では分かっていても、精神的に辛いことが重なった時期だったこともあり、病床では無意識に亡くなった愛猫リリの名前を何度も呼んでいました。冗談抜きで昨年罹患したコロナウイルスより何倍も辛かったです。


勿論今はもうすっかり快復し日常に戻りましたが、大袈裟ではなく若干死生観が変わったようにも感じています。



やる気が起きなくずっと放置していたコンポーネントギター7号機の作業にも取り組み始めました。
元気になってやる気が出たというわけでは全くないんですが、何故かふっと再開する気になったわけです。




白いボディが新しく作り始めた7号機。黒いボディが以前作った5号機で、譲った友人からネック交換の依頼があり出戻ってきました。




もともと5号機はPlaytechのSTタイプを改造したものでRなしの指板でしたが、友人がRがないとしっくりこないということでSquierのRありのネックを別途購入し交換を依頼してきました。ネックプレートの穴が同じ位置だったら速攻で交換できたんですが、やはりそう上手くはいかず…。ボディとネックのビス穴を一旦埋めるところからスタートです。ネックの幅も微妙に違うのでシム的なものも準備しなければいけませんねぇ。



その他、maiさんから依頼された作り物にも並行して取り組む予定。



さらに8号機まで製作依頼が来ているので、このままサクサクと取り組めたら良いのですが。途中で飽きないといいなぁ。