コンポーネントギター5号機 ② | ENSEMBLE ni-ke

コンポーネントギター5号機 ②


キャビティに電導塗料を塗りました。
使った塗料はSONICのSP-01です。
前回の3号機にも使いました。その際にはしばらく使っていなかったせいか固まってしまってましたが、水を少量足して溶かすことで何とか使うことができました(-_-;) 注意書きに「水で薄めないでください」と書いてありますが、水性塗料なのでまあ多少は大丈夫でしょう(^_^;) そもそも水分が飛んで固まったわけですしね…たぶん。

これでビスの貫通痕もさほど目立たなくなりました(*´-`)



余談ですが、ピックガードのビス穴も一部ですが明らかによろしくない所に開いていたので埋め直しています。
そこだともはやビス穴の意味を成していないのでは…(;_;) 頼むぜプレイテック(-_-;)



気を取り直して…今回の依頼主さんからの要望を受けてヘッドロゴを削り、軽く塗装し直しました。
使ったのはXOTICのオイルジェルXP-OG1。
私のギター弄りにおいてはもはや定番の塗料です(*´-`)



電装系を組み終えましたが、いつもの如く余裕がなかったために内部の画像は撮り忘れました(-_-;)



なかなか派手なデザインになりましたが、依頼主さんからはOKをもらっています(^_^;)
作業途中なので手垢だらけですが、勿論最後には綺麗に拭き上げます(*´-`)



そして最後の最後、ナット交換に悪戦苦闘中。
交換する牛骨ナット自体が安価な物ということもあり、下の写真のように1弦側と6弦側で厚さの違いがあったりします。
0.08ミリ差程度なら誤差なんですかね?
でも実際に溝に填めてみると合わなかったりするし、そもそもこういう安ギターは溝自体が真っ直ぐじゃない気もするし…。

最近コンポーネントギターを特定の相手にもらってもらうようになってからは、プラ製ナットはなるべく牛骨製に交換するように心掛けています。牛骨製といっても安物ではありますが、プラ製のものよりは幾分マシだろうという考え方でやってます。

しかしまだまだ経験と技術が足りないせいで、ここがなかなかすんなりとはいきません。
斜めになってしまったり薄く削りすぎたり高さが足りなくなってしまったり…(/_;) 試行錯誤の連続ですが、場数を踏むことで徐々に精度も上がってくるだろうと信じてとりあえず今後もやっていきたいと思います(-_-;)



ちなみにこの5号機は、なかなかのギター馬鹿(失礼)の同僚に譲ることが既に決まっています。依頼主によって出来を変えるつもりは毛頭ありませんが、でもやはりそこそこ緊張感をもって仕上げをしなければとは思っています(^_^;)


もう少し続きますm(_ _)m