コンポーネントギター3号機 ⑥ | ENSEMBLE ni-ke

コンポーネントギター3号機 ⑥


クリア塗装まで終わっている3号機です。


Playtech TL250の塗装が終わってからまとめてバフ掛けをと思っていましたが、時間もないのでTL250の塗装作業の合間に先に3号機のバフ掛けをしました。


1200番→2000番のサンドペーパーで水研ぎ後、今回はワシンのチューブのコンパウンドではなく、楽器マニアの同僚のアドバイスに従い車用のコンパウンドを使用してみました。チューブのものより粘度が低くサラサラしているので、今回のようなランダムサンダーを使った研磨には向いているとのこと。


左の青い極細用→右の赤い超極細用の順にかけます。セットで買ったのでこのさらに一段階下にキズ消し用の緑のものがありますが、表面の研磨には使いませんでした。


極細用で磨いた段階



そしてこれが超極細用で磨いた後



画像では違いが分かりづらいのもあるんですが、実際そこまで劇的には変わっていません(^_^;)


原因としては、そもそもの下地作りとスプレー缶塗装がうまくいっていないからです(-_-;)
その理由については後述します。



ここからは失敗した部分の画像です。
正直あまり詳細に見せたいものではありませんが、隠すのもなんなので…


塗装の際、凹んだ部分に再度塗料を乗せた部分がムラに。
あとは合板ボディなのでエッジ部分にはどうしても凹凸が。ここはもっとシーラーを厚塗りしていたら防げたのか…難しいところです。



光を当てると研磨がある程度うまくいった部分とそうでない部分の差が明確。全体的にもっとしっかり水研ぎ研磨をしたかったんですが、この3号機は実験的にカラーとクリアを1缶ずつしか吹かなかったために塗膜が薄いので、思いきって研磨できませんでした(/_;)



裏面はさらに実験としてペーパー1000番→1500番→コンパウンドのキズ消し用→極細→超極細と掛けてみました。

うーん…やはり表面のやり方の方が艶が出やすかったようです(-_-;)



塗装の際の液垂れの痕がくっきり…(;_;)



ユズ肌のブツブツが目立つ…(T-T)



サイドには合板の層の痕が。これはもう仕方ないですね(>_<)




画像を同僚に見せたところ…

同僚「なんでこんなにブツブツしてるんすか。ちゃんとやったんすか?」

自分「いや…今回のは実験的に…」

同僚「ちゃんとスプレー缶近付けてゆっくり吹けって言いましたよね?言われた通りしないからっすよ」

自分「いや、うん…そうだよね…ごめんなさい」


…こんなやり取りを経ていろいろ反省をしました(T-T)


今回の主な敗因は
①下地作り、特にシーラーの塗布とその後の研磨をあまり丁寧にやらなかったこと。
②スプレー缶塗装の際に、同僚の言う通りスプレー缶を近付けてゆっくり吹かなかったこと。
③そもそも合板をスプレー缶塗装することは難しいということ(-_-;)


この反省を活かして現在、TL250の塗装に取り組んでいるところです(T-T)
そちらはもう少しうまくいくといいんですが…



一応バフ掛けまで終わった3号機にネックを付けてパーツを仮組みしてみる。
流用した黒いピックガードが傷だらけだったのであえて研磨してツヤ消し&レリック的にしてみました。

このような少し変わったテレキャスタータイプに仕上がる予定です。



とりあえず3号機についてはここで一旦時間切れ。続きのパーツ組み込みは早くても4月中旬以降になる予定です(*´-`)