長女リリ 経過報告②
前回の経過報告では回復に向かっていると書きましたが、それからまたぱったりと食べなくなってしまいました。
そして今日、かかりつけの獣医さんに診てもらいました(私は仕事だったのでmaiさんと次女のミミが付き添いました。)。血液検査の結果、肝臓の数値が悪くなっているとのことです。食欲がないのはそれとはまた別で、やはり胃腸炎の影響ではないかとのこと。
いつも夕方に飲んでいる心臓の薬に加えて、今日から朝晩の2回、肝臓の薬も飲むことになりました。心臓の薬は自分で飲んでくれるんですが、新しい肝臓の薬はそうはいかないのでmaiさんが飲ませてくれています。すごく嫌がりはするんですが、飲まなければいけないこと、maiさんが心を鬼にして一生懸命飲ませてくれていることは理解しているようです。本当に賢い子です。
今日の夕方に次女のミミと一緒にお風呂に入っている時に、リリの体調が悪くなっていること、動物は人間より先に天国に行くこと、天国に行くのを見送るのが一緒に暮らしている人間の務めなのだということを改めて話している最中、不覚ながら僕の方が泣いてしまいました。一生懸命に僕を慰めるミミ…本当に悪いことをしてしまったと反省です。
今はまだまだ感傷的になる段階ではないのですが、来るべき時が確実に近づいてきていることを実感し、なかなか気持ちの整理がつきません。
リリは4歳の時に余命1ヶ月宣告を受け、そこを超えたとしても10歳までは生きられないと獣医さんから言われていました。そのリリがもうじき14歳になります。これ以上がんばってくれなんてとても言えませんが…それでもやはり、今はまだいろいろ覚悟ができません。
「猫のお姉ちゃんがいるって言うと笑う人もいるけど、ミミと仲のいいお友達はみんな笑わないでちゃんと聞いてくれるよ」だそうです。