燃え尽き症候群(趣味の) | ENSEMBLE ni-ke

燃え尽き症候群(趣味の)


急ピッチで娘のドールハウスを完成させてからというもの、若干燃え尽き症候群のようになっています。


ドールハウスはそこまで複雑な作りというわけではありませんが、それでも現時点で自分の持つ木工技術を拙いなりに総動員して作った集大成的な作品になったので、そのことにより「一旦区切りがついてしまった」といったところでしょうか。


正直、ここ数年は製作意欲が止まることなく次々と湧いていたので、急にそんな心情になることは想像していませんでした。




現在の状態を「燃え尽き症候群からの回復期」と仮定するならば、そんな時はギターの改造にしても木工にしても、やりたくなるまではダラダラと他のことに時間を使いながら過ごしてみようか…などと考えていました(無論その間も仕事はちゃんとやっていますが…)。




そして、ここ最近になってようやく製作意欲が緩やかに戻りつつあるのを感じていたところでした。




そんな時(回復期)にやるべき作業①



電装系部品の整理。


ギターのパーツ、特に電装系の部品については有事の際のためにコツコツと買い貯めており、もはやそれがコレクションの一つであるかのような量になりつつあります。


パーツを種類ごとに分けてパッキングするのが楽しい。分かる方いらっしゃいますかね?

その時に大活躍するのがダイソーのジップ付ビニール袋。丈夫で使いやすい。




そんな時(回復期)にやるべき作業②



小物作り。これはバターナイフですね。


ちょっとした木の端材から作れるのでお奨めです。これはサクラ材の切れ端から作りました。


木製の調理器具を自作する際には、加工・研磨した後に水やお湯に一度しっかり浸け、その後乾かしてから再度軽く研磨して表面の毛羽立ちを落とし、それから塗装します。


そうすることで、調理に使用して水分を含んだ際に表面が毛羽立つのを抑えることができます。まあそれでも使っているうちにまた毛羽立ってくるんですけどね。

そうなったらたまに軽く研磨→塗装してメンテナンスしながら使っていかないと長持ちしないので注意が必要です。



塗料については、以前はオリーブ油を使ったり蜜蝋を使ったりしていましたが、いかんせんどちらも一度塗ったら匂いがなかなか取れず、料理に匂いが移ってしまうこともしばしばありました。


そこでいろいろ調べて辿り着いたのがこちら。



木製調理器具専用オイルです。


そもそもこんなものが存在すること自体が盲点でした。


裏面の説明書き


アメリカからの輸入品のようです。

大容量だとそれなりに高価ですが、こちらの約60mlのものは1000円程で購入。


使用感として、まずほぼ無臭なのが嬉しい。

塗料としてはコーティングするというよりは木に染み込む感じです。ですので水分はさほど弾きませんが、注意書きにもあるように木の内部に水分が侵入するのを防ぐ目的で塗布するもののようです。

個人的には大変気に入ったので、これからも継続して使ってみたいと思います。




以上の作業を経たこともあり、現在は燃え尽き症候群からは回復しつつあります。昨日はギターの部品なぞポチってみました。


それにしても、いろいろな方のブログで触れられている通り、CTSのポットが今すごく品薄ですね!

ここまで顕著に品薄だったことは今までに経験がないので少々困惑しています。いつ頃手元に届くのやら…(-_-;)