機材紹介 「SX KTL-300 改」
いきなり改造後の全身図からご紹介
こちらは手持ちのギターの中ではルックス的にも音的にもかなり気に入っているものの1つです。
いつものことですが改造前の画像は撮り忘れましたので(-_-;)…例によって拾い画像を貼ります。
元はこんな感じでした。
ちなみにアメリカ国旗はペイントではなくただのシールです(^_^;)
僕はギターの中でテレキャスターのシェイプが一番好きです。その理由からテレキャスタータイプのギターを一番多く所持していますが、テレキャスターのシェイプでfホールが付いているシンラインのルックスにはかなり憧れがありました。だってかっこ良くないですか!?(*´-`)
さらに微妙にセミホロウになっているところがまたいい(*´∀`)
で、基本的に僕は安ギター収集家なので、安価なシンラインタイプを探していたところ、Legend(Ariaの低価格ブランド)からも発売されていることが分かりました。
安ギターの代表格であるLegendのものということで若干の迷いはあったものの、ルックス的にはしっかりしたシンラインタイプだったので何ら問題なしということで早速ポチろうとしていたところ、例の楽器マニアの同僚※から「シンラインタイプが欲しいならもう少し頑張ってSXのやつ買いましょ」とのアドバイスがありました。
(※この人意外とこのブログでの登場頻度が高いです)
この同僚は中古ギターは好きだけど安ギターには基本あまり興味がないので、特定の安ギターブランドを薦めてくることは珍しいんです。そこでいろいろ話を聞いたり自分でも調べてみたところ、SXはスペインのメーカーで、上記のようなナチュラルフィニッシュの良い感じのシンラインタイプを製作していることが分かりました。
SXはメーカーとしての評判はやはりまちまちですが、安価というだけでボロクソに言う方がホント多いので、ネットの評判ってマジで当てになりません。しかし僕はその同僚の助言はかなり信頼しているので、結局そのままSXのものを購入する流れになりました。
そして実物が届いて確認したところ、この価格帯からしたら作りはかなり良く、何よりボディだけでなく指板の塗装や仕上げも丁寧に施されており、同僚の言った通りかなり満足できるものでした。同僚曰く「素材がいいから、ブリッジやナットもちゃんと良いものに変えたらかなり化けると思う」とのこと。
しかし唯一の不満が…
ネックポケットにシム的な端材が…
これにはちょっとがっかり(;_;)
まあ安ギターあるあるではありますが…
ちなみに同僚はSXのテレキャスタータイプではなくこっちの方が気になっていた模様。
こちらは改造後のボディ
どうせ改造するならピックガードもがっつり変えてしまいたい…ということでホワイトパールからミントパールに交換。もちろん板から作った自作です。
ネックピックアップはシングルコイルからDuncanのフィルタートロン系に、ブリッジピックアップはDimarzioのものに交換。
ネックピックアップはDuncanから近年発売されたグレッチのフィルタートロン系ピックアップ「Psyclone」のVintageにしました。これずっと気になってたんですよね。
Vintageと名が付いてますがわりとすっきりした音で、がっつりカントリー系というでもなく、悪く言えば個性は薄いとも言えますが、幅広いジャンルや曲で使えそうです。
ブリッジピックアップはDirmarzio DP178 True Velvetに交換。こちらもまたヴィンテージとモダンの中間というか、モダンよりかはヴィンテージ寄りですが、キンキンしない絶妙な心地良いシングルコイルの音がします。
ハムバッカーだとやはりDuncanのイメージが強いですが、シングルコイル、特にテレキャスター系については僕はDuncanより断然Dimarzioを推しますね。
シンラインということで、改造する以上は単純にシングルコイル×2ではなく、セミホロウに合うピックアップの組み合わせにしたかったんですが、個人的にはどちらのピックアップも当たりだったと思っています。ミックスの相性も良く、何よりフロントがフィルタートロンのシンラインは見た目がかっこ良い!(*´-`)(自画自讃)
余談ですが…テレキャスターシンラインのスタンダードなレバーの位置ってストロークの時に絶対邪魔ですよね!?あんな位置でみんな普通に弾けるもんなんですか…?(-_-;)
というわけで久しぶりの更新で、そして久しぶりの機材紹介でした。
今回のSXもそうですが、お盆期間中は手持ちの楽器の改造になるべく時間を使うつもりです。
もう1つ2つくらいは改造を終えて機材紹介できたらと思っています(^-^)