コンポーネントギター2号機⑤
なんと…まだ完成していません(T-T)
配線にかなり手こずっております…
リアピックアップとノブが見事に干渉~(;_;)
このままいってしまおうかとも思いましたが

これはポットの裏側の画像ですが、ポットには端子番号があって、多くの場合図のように1~3番の端子配列になっています。
これをボリューム用のポットと仮定する場合、殆どの配線では1番端子はアースとしてポット裏につなぎ、ピックアップまたはスイッチからのホットの線を3番に、2番はトーンまたはジャックへつなぎます。これが通常の配線で、こうすると2ボリュームの場合どちらかのボリュームを0にするともう片方のボリュームもミュートされます。
しかし今回の2号機では、どちらかのボリュームを0にすることでもう片方もミュートされてしまうと、センターのシングルコイルのみの音やP-90×2発のみの音が出せなくなるわけです。
そこでどうするかというと、1番端子をポット裏につなぐのは通常と一緒ですが、ピックアップまたはスイッチからのホットの線を2番に、そして3番をトーンまたはジャックへとつなぎます。
つまり通常の配線の2番と3番端子の役割を入れ替えるわけです。そうすることで、どちらかのボリュームを0にした時でももう片方のボリュームはミュートされずに、センターのみ、またはP-90×2発のみの音もどちらも出せるようになるというわけです。
これはジャズベースなどにも採用されている配線で、一見非常に使い勝手が良い感じがするんですが、2ピックアップのギターの場合では逆にミュートがしづらくなるのでお奨めはしません(^_^;)
ちなみボリュームポットにハイパスコンデンサーを付ける場合は、どちらの配線方法であっても2番と3番端子をつなぐように付ければOKです。
上記のように2号機の配線については既に検証も終えて配線図も完成し、きちんと動作することも確認済みなんです。
しかし…
元に使われてた配線材がかなりショボく、それを流用しようとしたところトラブルが多発。
配線を終えて動作確認もOK→ピックガード閉じる→音が鳴らない、の繰り返し(T-T)
こんなこと初めて…(/_;)
仕方がないので、時間に余裕がある時に配線材を全てベルデンのものに総取っ替えすることにします(*`Д´)
というわけで
完成まではもうしばらくかかりそうです…
次こそは完成形の記事をアップしたいと思います!(>_<)